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喫煙状況、3千人調査へ…健康寿命下位の秋田県

喫煙状況、3千人調査へ…健康寿命下位の秋田県

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180812-OYT1T50032.html

2018年08月14日 18時03分

 医師や弁護士、行政の関係者らでつくる「県たばこによる健康被害防止対策検討委員会」は、秋田県内の成人男女3000人を対象として年度内に、喫煙習慣などに関する調査を実施することを決めた。事業所の受動喫煙防止の取り組みについても調査するとしている。

 同委員会が8日に秋田市内で開いた第3回会合で方向性を確認した。委員らは禁煙による県民の健康寿命の延長や、子供の受動喫煙予防などについて意見を交換。有効な対策を打ち出すため、県内在住の20歳以上の男女3000人を対象に喫煙習慣や受動喫煙の機会の有無などを調査する。併せて、宿泊施設や飲食店など1000施設を対象とした受動喫煙防止対策に関する調査も年度内に行うことを申し合わせた。

 国の調査で、本県の健康寿命は2016年、男性が71・21歳で都道府県別46位となり、女性は74・53歳で同33位と、いずれも低水準であることが示された。目標として掲げる「健康寿命日本一」の達成に向け、禁煙や受動喫煙防止にかかわる対策は喫緊の課題となっている。県は「各方面からの意見を生かし、対策を検討したい」(健康づくり推進課)としている。

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