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たばこ被害の警告表示、箱の面積50%以上検討

たばこ被害の警告表示、箱の面積50%以上検討

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181014-OYT1T50097.html

2018年10月15日 07時15分

 財務省は、たばこのパッケージに印刷される健康被害の警告表示について、表示面積を現在の「30%以上」から「50%以上」に拡大する検討に入った。19日の財政制度等審議会の分科会で議論を始め、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに新たな表示のたばこを流通させることを目指す。

 財務省は現在、国内で販売されるたばこについて、包装面積の30%以上を使って、「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります」といった健康への悪影響を警告する文言を表示するよう義務づけている。これに対し、世界保健機関(WHO)の「たばこ規制枠組み条約」は、警告表示について「表示面積の50%以上を占めるべきで、30%を下回ってはならない」と定めている。

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