松嶋尚美、余命13年と宣告 長年の喫煙で「肺が溶け始めている」
松嶋尚美、余命13年と宣告 長年の喫煙で「肺が溶け始めている」
https://www.sanspo.com/geino/news/20181023/geo18102311240025-n1.html
2018.10.23 11:24
タレント、松嶋尚美(46)が22日に放送されたTBS系「名医の太鼓判! 芸能人余命宣告SP 秋の健康診断」(月曜後7・0)に出演。長年の喫煙による肺の炎症「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と診断され、余命13年と宣告された。
「なんでやねん。還暦いきたい」と驚く松嶋。番組に出演した呼吸器内科の大谷義夫医師は「肺が壊れている。肺が溶け始めている。COPD、別名たばこ病。たばこを吸っていらっしゃいますよね。20本を26年間くらい。そこで肺活量を検査する機械で肺年齢を調べました。なんと74歳」と診断結果を伝えた。
松嶋はCOPDにより酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する役割を持つ肺胞が通常に比べ約3割ほどがすでに溶けてしまっているという。成人で約3億個ある肺胞。破壊されると体内に酸素が取り込めず、咳などの症状が表れる。
「(COPDの影響は)肺だけにとどまらないんですよ。いろんな合併症を起こして、すでにお痩せになっている」と話す大谷氏。松嶋も「太れないの。肺が溶けてるから?」と疑問の声を挙げた。これに対し大谷氏は「肺が溶けていると代謝の問題で、咳をするだけでエネルギーを使う」と解説した。
番組では松嶋が身長160センチで体重46キロ、肥満度を示す体格指数のBMIは17だと紹介。平均値が22であるとし、内科の川村優希医師は「BMIが19を切ると死亡リスクが1.78倍に増えるとい報告もある」と紹介。大谷氏も「咳は1回で2キロカロリー消費する。100回なら30分ほどジョギングしたことに等しい。どんどん痩せてしまう」と松嶋が痩せ続ける理由を説明した。
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