<NPOの杜>たばこのない社会を
<NPOの杜>たばこのない社会を
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181112_13051.html
近年では、日本でも喫煙や受動喫煙による健康被害の認識が広がり、以前と比べると公共の場で分煙などの対策が進んでいます。しかし、分煙ではたばこの煙から出る有害物質を完全に遮断することはできません。本来であれば公共の場では、屋内や敷地内での全面的な禁煙が望ましい対策ですが、日本ではこの点がまだまだ不十分です。
NPO法人禁煙みやぎは、医師、歯科医師、看護師などの医療従事者と市民が集い、たばこのない社会を目指し、活動をしています。特に子どもへのたばこの害が心配されることから、団体ではいち早く学校での防煙教育の実施や教育現場での禁煙の提言を行ってきました。毎年、5月31日の世界禁煙デーに合わせ、たばこの害を啓発するフォーラムも開催しています。
禁煙みやぎは、「受動喫煙防止条例(仮称)」の制定を呼び掛け、宮城県に要請しました。その後、県と仙台市は、受動喫煙防止のガイドラインを策定しています。団体のホームページには、喫煙者のために「禁煙を成功させるには」や子ども向けに「たばこはどうして体に悪いの?」などが紹介されています。詳しくはhttp://kinenmiyagi.org/をご覧ください。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 後藤和広)
2018年11月12日月曜日
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