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米アルトリア、電子たばこ一部販売休止 FDAの対策要求受け

米アルトリア、電子たばこ一部販売休止 FDAの対策要求受け

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/181027/mcb1810270500008-n1.htm

2018.10.27 05:00

 「マールボロ」などの生産・販売を手がける米たばこ大手アルトリア・グループは、一部電子たばこの販売を休止する。未成年者による電子たばこの使用急増を受け、米食品医薬品局(FDA)がたばこ業界に対策を求めたことを受けた措置。

 同社はFDAが承認するまで「マークテン・エリート」などの電子たばこ製品の販売を見合わせるほか、「ニュー・マーク」についてはたばこ、メントール、ミント以外のフレーバーの販売を停止する。これらの販売停止は同社の電子たばこの販売量の約20%に相当する。

 FDAは9月、電子たばこメーカーが未成年者の利用を制限する対策を強化しなければ、フレーバー付き電子たばこの販売を禁止すると警告していた。FDAは特に電子たばこ最大手のジュール・ラブズやアルトリアなどに対し対策を求めていた。

 アルトリアはたばこの需要が落ちる中、企業の成長を推進する必要に迫られている。同社は無煙たばこなど従来の紙巻きたばこより有害性が低い製品の販売に注力しているが、売り上げは伸び悩んでいる。(ブルームバーグ Craig Giammona)

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