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敷地内禁煙、4市町村庁舎が来年実施へ 受動喫煙ゼロへ一歩

敷地内禁煙、4市町村庁舎が来年実施へ 受動喫煙ゼロへ一歩

https://www.sakigake.jp/news/article/20181113AK0006/

2018年11月13日 掲載

 受動喫煙対策を強化するため、秋田県内の市町村が本庁舎の敷地内を全面禁煙にする方針を相次いで打ち出している。既に始めた市町村は一つもないが、鹿角市、由利本荘市、大潟村、美郷町の4市町村が来年から開始する予定。ほかにも多くの市町村が実施を検討しており、行政機関を屋内完全禁煙とする改正健康増進法より踏み込んだ受動喫煙対策が急速に広がる可能性が出てきた。

 由利本荘市の本庁舎脇にある職員用喫煙室。今月上旬の昼下がり、職員が代わる代わる訪れて一服し、灰皿は吸い殻でいっぱいになった。

 来年4月から敷地内禁煙となるため、喫煙室はなくなる。それに先立ち、1月からは勤務時間中の喫煙を禁止。たばこを吸えるのは休憩時間だけになる。

 気分転換のため、たばこを吸うという30代男性職員は「決まったことには当然従うが、困ったなというのが正直な気持ち。たばこをやめられるといいのだが…」と漏らす。

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