「たばこ吸える店は子連れ禁止」兵庫県条例改正で提言…全国初、罰則付きで
「たばこ吸える店は子連れ禁止」兵庫県条例改正で提言…全国初、罰則付きで
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20181217-OYTET50024/
2018年12月17日
兵庫県の受動喫煙防止条例の改正案を審議していた県の有識者委員会は14日、喫煙可能な飲食店に20歳未満の人や妊婦を連れて行くことや、公園などでの喫煙に、全国初となる罰則付きの禁止規定を設けるよう県に提言した。自宅やホテルの客室などの私的空間も、20歳未満や妊婦がいれば全面禁煙としたが、罰則適用は見送った。県は来年2月議会で改正案提案を目指す。
提言では、公園や学校周辺、通学路、祭りの開催地などで、20歳未満や妊婦がいるかどうかにかかわらず禁煙を義務付けた。喫煙が可能な飲食店では、20歳未満や妊婦を同伴して入店することを禁じ、店側には入店できないことを明示するよう求めた。罰則の内容は県が条例で定める。
また、自宅やホテルの客室、自家用車内などの私的空間についても、20歳未満や妊婦がいる場合は全面禁煙としたが、自宅やホテルは罰則の適用外とした。車内については当初、罰則を適用する方向だったが、「私的空間での罰則適用は反響が大きい」として、賛否両論を併記した。
車内での喫煙に対する罰則について、井戸敏三知事は14日、記者団に「慎重に検討しないといけない」と述べ、適用は困難との見方を示した。公園など公共空間の喫煙への罰則適用は前向きに検討する考えだ。
近年、人気の加熱式たばこも、紙巻きたばこと同様、規制対象に加えた。
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