受動喫煙防止条例、AIの無料相談開始 東京都
受動喫煙防止条例、AIの無料相談開始 東京都
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40181210Y9A110C1CC1000/
2019/1/18 17:24
東京都は18日、人工知能(AI)を活用した受動喫煙防止条例の無料相談サービスを始めた。都のホームページに専用のコーナーを設け、チャット形式で都民からの問い合わせに応じる。2020年春の全面施行に向けて、条例の規制内容を休日や夜間でも確認できるようにし、住民の利便性を高める。
サイトで「どんな施設が屋内禁煙になるのか」といった質問を入力すると、AIが蓄積した情報を基に内容を分析し答える。飲食店など規制の対象となる施設からの疑問にも答えられるようにした。
都の条例は「煙のない東京五輪」に向けて、従業員を雇う飲食店を面積にかかわらず原則屋内禁煙にするのが柱。19年9月までに行政、医療、教育機関を敷地内禁煙とし、20年4月から飲食店の屋内禁煙を含め、全面施行する予定だ。
小池百合子知事は18日の記者会見で「AIで24時間365日、働き方に関係なく問い合わせに対応できる」と指摘。「受動喫煙が健康に与える影響や都のルールを都民と共有したい」と述べた。
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