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住宅火災原因、たばこが増加中 津市

住宅火災原因、たばこが増加中 津市

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20181228/CK2018122802000031.html

2018年12月28日

 今年十一月末までに津市内で起こった住宅火災で、たばこが原因のものが十一件と、全体の三分の一を占めたことが消防のまとめで分かった。その件数は二〇一四年の二件から年々増加。年末年始消防特別警戒(十五日~一月十五日)中の市消防本部は「たばこの火の不始末は、死者が発生する大きな火災につながる」と警戒を呼び掛ける。

 今年、津市内で発生した住宅火災は十一月末現在で三十一件と、前年同期より四件増えた。このうちたばこが原因だったのは十一件、その他は二十件。一七年も十一月末現在で、その他は二十件と同じだが、たばこが原因だったのは七件。たばこが原因の火災が全体を押し上げた。

 全国的にも、県内でも、たばこによる火災件数はここ数年減少傾向。市消防本部は津市内で増加している原因が不明と頭をひねるが、目立つのは、灰皿に積み上がった吸い殻が燃え、周辺の可燃物に火が移り火災になるケースだという。

 予防課の担当者は「まず寝たばこは厳禁。加えて灰皿に水を張って確実に消えるようにするなど、吸い殻の後始末が重要」と話す。また、ガラスの灰皿は吸い殻が燃えた場合に割れやすくて火が広がる原因となりえる。金属製の灰皿の方が燃え広がりにくいという。

 冬は空気が乾燥するだけでなく、柱や壁などの建材も乾燥することで燃えやすくなり、大きな火災につながることが多くなる。津市周辺では「鈴鹿おろし」と呼ばれる強い北風が吹くため、火災が発生した場合は延焼の危険性も高まる。

 出火を防ぐのが第一だが、万が一火災になった場合、効果を発揮するのが住宅用火災警報器。担当者は「逃げ遅れが防げる。〇六年から消防法などで新築の建物に設置が義務付けられたが、それ以前の建物にはない場合もある」と話し、設置を呼び掛ける。

 ホームセンターや家電量販店で一つ二千円程度で販売しているほか、高齢者などが自力で設置するのが難しい場合は、防災用品を扱う業者が取り付け作業代金込みで五千円程度で販売している。担当者は「地道に啓発活動を続けていきたい」としている。

 (上井啓太郎)

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