大学禁煙割れる対応、全面実施保健師指導も・路上喫煙増え分煙継続
大学禁煙割れる対応、全面実施保健師指導も・路上喫煙増え分煙継続
https://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20190121-OYS1T50055.html?from=ytop_main2
2019年01月21日
改正健康増進法の成立により「敷地内禁煙」が原則となった大学で、キャンパス内を全面禁煙にするか対応が分かれている。以前から全面実施している大学では学生の喫煙率を大幅に下げる効果が表れている一方、キャンパス周辺での喫煙が増えて苦情が寄せられたことなどから、分煙を継続せざるを得ないケースも出ている。
同法は2020年4月までに段階的に施行され、大学を含む学校や公共施設などは前倒しの7月から「敷地内禁煙」となる。だが、屋外については「人が通らない場所に喫煙所を設ける」「喫煙所の表示をする」など厚生労働省が示す分煙対策をとれば、例外的に喫煙が認められる。
大分大(大分市)は改正法成立前の11年4月、全3か所のキャンパスを屋外も含め全面禁煙とした。12年には北野正剛学長主導で「大分大学禁煙推進宣言」を出し、たばこの健康被害を伝え、「全学生が非喫煙者となることを目指す」とした。教職員の職務ハンドブックにも受動喫煙防止の規定を盛り込んでいる。
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