病院の6割、すでに敷地内全面禁煙 受動喫煙対策広がる
病院の6割、すでに敷地内全面禁煙 受動喫煙対策広がる
https://www.asahi.com/articles/ASLDW54GLLDWULBJ013.html
阿部彰芳 2018年12月27日18時18分
全国の約8千病院のうち、約6割が昨年10月時点で敷地内を全面禁煙にしていることが、厚生労働省の調査でわかった。2014年の前回調査から1割弱増え、過去最多だった。医療機関は今年成立した改正健康増進法で19年7月1日から屋内全面禁煙になる。屋外を含めて禁煙とする動きが広がっている。
厚労省が27日発表した。全医療機関を対象にした3年に1度の医療施設静態調査で、8412病院が答えた。「敷地内の全面禁煙」は4938病院(59%)で14年は51%、11年41%。割合は増えている。今回調査で「施設内の全面禁煙」だったのは2260病院(27%)。「何ら措置を講じていない」は15病院だった。
一般診療所、歯科診療所でも敷地内禁煙が増えているものの、4割前後にとどまり、施設内禁煙の方が多かった。
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