たばこでストレス解消する人がこの20年で減少、15%に 高ストレスの人ほど酒やたばこに頼る傾向
たばこでストレス解消する人がこの20年で減少、15%に 高ストレスの人ほど酒やたばこに頼る傾向
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キャリコネニュース2019年02月01日 17:20
リサーチ・アンド・ディベロプメントは1月30日、「ストレス」に関する調査結果を発表した。調査は昨年10月に実施し、首都圏在住の20~69歳の男女3000人からの回答を得た。
「毎日の生活でイライラやストレスを感じる程度」を聞くと、「しばしば」が31%、「たまに」が47%で、計78%が日々イライラを感じていることがわかった。20年前の1998年と比較すると「しばしば」と答えた人が4ポイント増加した。
ストレス解消法1位は「睡眠を十分とる」、2位は「親しい人と話をする」
ストレス解消法を聞くと、1位は「睡眠を充分とる」(50%)、2位は「親しい人と話をする」(44%)、3位は「好きなものを食べる」(41%)だった。 1998年の調査でも、「睡眠を充分とる」が1位、「親しい人と話をする」は2位だったが、「好きなものを食べる」は、現在より18ポイント少ない25%だった。
「たばこ」でストレスを解消する人の割合は、20年前の23%から下落を続け、2018年には15%になった。昨今の健康志向の高まりや、増税や喫煙規制でたばこを控える人が増えているのだろう。
ストレス解消法をストレスの程度別で比べると、ストレスをしばしば感じる人は「食べる」(49%)、「酒」(35%)、「買い物」(35%)、「たばこ」(20%)の割合が、低ストレスの人よりも高い。一方、ストレスをあまり感じていない人は「睡眠」(53%)、「軽い運動」(28%)の割合が高く、健康的に解消していることがわかった。
調査元は、
とコメントしている。
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