« 新潟県立図書館、一足早く全面禁煙 受動喫煙対策強化で、学校なども7月から | トップページ | <診察室から>禁煙は難しいけれど 百害あって一利なし »

カラオケまねきねこ全室禁煙…五輪向け9月から

カラオケまねきねこ全室禁煙…五輪向け9月から

https://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20190130-OYTNT50330/

01/31 05:00

 「カラオケまねきねこ」を展開するコシダカ(前橋市)は、9月1日から全カラオケルームを禁煙にする。東京五輪・パラリンピックに向け、2020年4月には受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が施行される。県内でも「禁煙」を前面に打ち出す店舗が増え始め、同社はこれまでたばこに寛容だった娯楽分野でいち早く禁煙に踏み切ることにした。

 大手カラオケ店の同社は、全国に525店舗(18年12月末現在)を構える。16年9月から、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で全室禁煙に踏み切っており、今年9月までに対象を全店に広げる。

 これまで喫煙で使ってきた部屋は、単に消臭対応をするのではなく、壁紙の張り替え工事やエアコンの徹底的な掃除をする。部屋に染みついたたばこの有害成分を吸ってしまう「三次喫煙」を防ぐためだ。

 同社によると、既に全室禁煙にしている店舗では、利用者の反応は上々だ。「たばこ臭さは皆無で消臭剤の臭いもない」や「家族連れにとって全室禁煙はうれしい」という声が寄せられた。県内では「高崎駅西口2号店」(高崎市八島町)が既に全室禁煙に踏み切っている。ほろ酔いサラリーマンから若者まで客層が広い店舗だが、「全室禁煙は好評で、お客さんの入りもよくなった」(同社)という。

 ただ、喫煙者の利用を完全に阻んでいるわけではない。各店舗にはカラオケルーム以外にたばこが吸えるスペースを設けていく。同社の広報担当者は「禁煙を望む客が増えている中で、たばこを吸う人も吸わない人も気持ちよく利用できる店舗を作っていきたい」と話している。

|

« 新潟県立図書館、一足早く全面禁煙 受動喫煙対策強化で、学校なども7月から | トップページ | <診察室から>禁煙は難しいけれど 百害あって一利なし »

たばこ対策」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カラオケまねきねこ全室禁煙…五輪向け9月から:

« 新潟県立図書館、一足早く全面禁煙 受動喫煙対策強化で、学校なども7月から | トップページ | <診察室から>禁煙は難しいけれど 百害あって一利なし »