野性爆弾くっきー、たばこで「肺が溶けている」衝撃宣告も疑問の声
野性爆弾くっきー、たばこで「肺が溶けている」衝撃宣告も疑問の声
https://taishu.jp/articles/-/65658?page=1
2019.05.27 07:10 公開
お笑いコンビ、野性爆弾のくっきー(43)が、5月20日放送の『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)に出演。重大な肺疾患になる可能性があると診断された。
今回の放送は、“体のデッドライン! 衝撃宣告スペシャル”と題した2時間スペシャルで、くっきーは人生初の人間ドックを受診。肺年齢が実年齢よりも21歳上の64歳だと診断され、「だいぶ、やべーすか?」と動揺した。
スタジオでは、呼吸器内科の大谷医師が「肺の上の部分が溶け始めている」と指摘。さらに、肺が炎症を起こして呼吸困難になる病気、COPD(慢性閉そく性肺疾患)のリスクがあり、肺のデッドラインまで8年だと宣告した。
主な原因はたばこで、くっきーは喫煙歴23年のうえ、1日平均で30本吸うという。大谷医師は健康な肺とCOPDの肺の写真を比べて肺胞が溶けていく症状を説明すると、「そろそろタバコをやめたほうが良い」とアドバイス。共演者たちも禁煙を強く勧め、くっきーはオロオロとあわてていた。
その後、大谷医師は肺は一度悪くなると若返りにくいと前置きしたうえで、呼吸筋を鍛える体操と、硬くなった呼吸筋をやわらげるというポリフェノールが多く含まれた、すりおろしリンゴソースの作り方を紹介。体操と食生活の改善生活を2週間続け、64歳だったくっきーの肺年齢は53歳に改善した。
肺年齢が11歳も若返り、くっきーは「こんなにうれしいの、受験に通ったとき以来ですわ!」と、大はしゃぎだったが、視聴者の声は批判的だった。それは、番組中に禁煙を宣言しなかったからのようで、ツイッター上では「死にたくなければタバコはすぐにやめるべき」「せっかく売れたのに病気したらもったいない」などと、厳しい声が寄せられていた。
| 固定リンク
「たばこの害」カテゴリの記事
- 中国製たばこか、長崎・熊本・鹿児島の海岸に大量漂着…市民団体回収も「拾っても拾っても出てくる」(2024.09.09)
- 「たばこ吸っている」男性31.4%、女性10.4% - 22年度特定健診の問診回答で、健保組合(2024.09.09)
- 若い女性が吸う「加熱式タバコ」の危険性とは。「乳がん」や「子宮頸がん」のリスク増(2024.09.09)
- 受動喫煙が肺がんを引き起こすしくみを解明、能動喫煙とは異なる(2024.09.02)
- 大麻の過剰使用、頭頸部癌のリスクを増やす(2024.09.02)
最近のコメント