受動喫煙防ぐ意義考える 対策強化の全面施行を前に京都で催し
受動喫煙防ぐ意義考える 対策強化の全面施行を前に京都で催し
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2019/6/2 19:56 (JST)
「受動喫煙ゼロ」に向けた取り組みを推進するための催しが1日、京都市東山区の京都女子大で開かれた。世界禁煙デー(5月31日)に合わせて実施した。市民や医療関係者、行政職員ら約250人が来場し、講演やパフォーマンスを通じて受動喫煙を防ぐ意義を考えた。
受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が昨年成立、来年4月に全面施行される。多くの人が集まる建物内が罰則付きで原則禁煙となることから、どう準備すればいいかを考えようと府と京都市、NPO法人京都禁煙推進研究会(中京区)が主催した。
産業医科大産業生態科学研究所の大和浩教授が講演し、日本での法規制強化の経緯、自治体や企業で取り組まれている受動喫煙対策と課題をユーモアたっぷりに解説。「たばこ対策の道は厳しく抵抗勢力があるかもしれないが、乗り越えていかなければならない」と強調した。
続いて京都女子大の健康サークルと府内各地のゆるキャラが禁煙を呼び掛けるパフォーマンスを披露した。
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