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受動喫煙防止対策 埼玉県の認証制度、来月開始 対象は「施設」と「区域」

受動喫煙防止対策 埼玉県の認証制度、来月開始 対象は「施設」と「区域」

https://www.sankei.com/region/news/190529/rgn1905290021-n1.html

2019.5.29 07:01

 県は6月から、他人のたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」防止対策を推進する。昨年7月の健康増進法の改正で、来年4月から受動喫煙対策が義務付けられる。これに伴い、まず受動喫煙防止対策に取り組む施設などに対し県独自の認証制度を始める。受動喫煙の防止では条例化で対策を講じる自治体がある中、県は認証制度を通じて対策を県内全域に広げ、実効性を高める考えだ。(黄金崎元)

 健康増進法の改正で今年7月からは学校や病院、保育所、行政機関などの建物は完全禁煙となる。東京五輪・パラリンピックの開催前の来年4月には飲食店やオフィス、商業施設などでも原則的に屋内禁煙が義務付けられる。

 こうした動きを見据え、県は6月から受動喫煙防止対策を講じる施設などへの認証制度をスタートさせる。認証対象は施設と区域の2種類ある。

 「施設認証」は飲食店やオフィス、商業施設などが対象で、敷地内や屋内を完全禁煙とし、周囲にも配慮した施設が認証要件となっている。認証を受けた施設は認定書と認証ステッカーが交付され、県のホームページなどでPRするという。県は1万施設(飲食店5千施設、その他5千施設)の認証を目指しており、「まずオリンピック・パラリンピックまでに3千施設を認証したい」(上田清司知事)考えだ。

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