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屋外喫煙所、一転存続へ JR三鷹駅南口 閉鎖型に改良

屋外喫煙所、一転存続へ JR三鷹駅南口 閉鎖型に改良

https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201908/CK2019082402000128.html

2019年8月24日

 三鷹市の河村孝市長は二十三日の定例会見で、清原慶子前市長が撤去の方針を打ち出していたJR三鷹駅南口の屋外喫煙所を、煙が外に漏れない閉鎖型に改良したうえで存続させる方針を示した。九月補正予算に約三百万円の調査費を計上する。

 喫煙所はペデストリアンデッキ(市有地)にあり、四年前に日本たばこ産業(JT)がついたてを設置し、市に寄付した。幅三メートル、長さ十メートル。灰皿五台が置かれている。市によると、以前は武蔵野市側の北口前にも喫煙所があったが数年前に廃止され、利用者が増えた。南口から約三十メートル東と駅に近いうえ、風向き次第で駅のホームにもたばこの臭いが漂い、苦情が多い。

 デッキは建築基準法上の道路に当たる。閉鎖型喫煙所を設けた場合、構造上荷重に耐えられるかなどを調査し、年明けには設置の可否を判断。現在の場所での設置が難しい場合、他の場所への移転も検討する。

 三鷹市には禁煙に関する条例はなく、河村市長は「私自身はたばこは吸わない。禁酒法時代の米シカゴじゃないが、全面禁止すると隠れて吸うとか歩きたばこを助長しかねない。将来は条例をつくり、吸ってはいけない場所を明確にしたい」と語った。 (花井勝規)

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