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「禁煙済み」でも要注意!喫煙の累積ダメージがコロナ重症化リスクに

「禁煙済み」でも要注意!喫煙の累積ダメージがコロナ重症化リスクに

https://diamond.jp/articles/-/264347

2021.3.3

米オハイオ州に本拠を置くクリーブランドクリニックの研究グループは、第1波の2020年3月8日からCOVID-19の検査を受けた患者を全例登録。このうち8月25日までに登録された成人患者のうち、喫煙情報の記録がある対象者の喫煙量と重症化・死亡リスクの関係を解析した。喫煙量は20本/日×喫煙年数=パック年(以下、パ年)で分類し、喫煙歴なし群と0~10パ年、10~30パ年、30パ年以上で比較した。重症化の目安は入院、集中治療室への入室とし、年齢と性別、人種の影響を調整している。単純な喫煙歴と入院リスクとの関係は、喫煙歴なしを1として、0~10パ年は1.41倍、10~30パ年で2.48倍、30パ年以上は4.65倍に跳ね上がった。COVID-19と診断された後の死亡リスクは、それぞれ2.38倍、3.40倍、6.11倍へ変動した。他因子の影響を調整した場合、喫煙歴なしと0~10パ年の入院リスクはほぼ同じだが、10~30パ年で1.41倍、30パ年以上は2.25倍と、喫煙量の影響が大きいことがわかった。死亡リスクは30パ年以上の群で1.89倍高かった。詳しくはリンク先へ

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