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たばこの健康影響を知ろう あす世界禁煙デー

たばこの健康影響を知ろう あす世界禁煙デー

https://kahoku.news/articles/20210529khn000040.html

2021年05月30日

●しわが増えて実年齢よりも老けて見える。喫煙により、皮膚の血液循環やコラーゲン、ビタミンAなどが減るため、10歳ぐらい老けて見える。

●受動喫煙で毎年100万人以上が死亡している。

●受動喫煙は肺がん、肺結核、糖尿病などの発病リスクを増やす。

●家庭での受動喫煙で、子どもの気管支喘息(ぜんそく)や中耳炎が増え、肺の発達が遅れるため子どもが成人した後のCOPD発病のリスクも増える。

●たばこを吸うと生涯で1億円以上が「煙に消える」(たばこ代、超過医療費、所得損失を含む)

●男女を問わず、喫煙は不妊のリスクを高める。禁煙すると、不妊のリスクが減り、早産、低体重出生、流産のリスクが減る。

●葉タバコ耕作者(貧困国の子どもを含む)は、タバコの生葉の表面からニコチンが皮膚に吸収されて発症する緑タバコ病(急性ニコチン中毒)に悩まされるだけでなく、大量の殺虫剤や化学物質にもさらされて健康を損なっている。

●アイコスなどの加熱式たばこも、ニコチンだけでなく多くの発がん物質を含んでおり、とても有害である。

●結核菌の保菌者(世界中で4人に1人の割合)がたばこを吸うと、肺結核を発病するリスクが2倍になる。

●喫煙で増えるがんは20種類以上(ほとんどのがんが含まれる)。

●喫煙者は、加齢性黄斑変性症で失明するリスクや白内障になるリスクが高くなる。難聴リスクも高まる。

●喫煙者は認知症、アルツハイマー病のリスクが高くなる。

●喫煙により口腔内が不衛生になり、歯周病、歯牙欠損を発症する。

●喫煙者は手術後の合併症が明らかに増える。

●たばこの煙には免疫を弱める作用や免疫機能の変調を来す作用がある。

●年間20万ヘクタール(石巻市、東松島市、女川町の合計面積の3倍)の森林が葉タバコ栽培とタバコ葉処理のために消失している。

●1年間に生産される紙巻きたばこから排出されるごみは毎年200万トン(震災後に出た石巻地域の総がれき量の3分の1)に上る。

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