電子タバコで心不全リスクが19%上昇、肺に加え心臓への悪影響も解明
電子タバコで心不全リスクが19%上昇、肺に加え心臓への悪影響も解明
https://forbesjapan.com/articles/detail/70113
2024.04.04
米国心臓病学会(ACC)が4月2日に発表した新たな研究によると、ニコチンを含む電子タバコを人生のいずれかの時点で使用した人は、使用したことがない人に比べて心不全を発症する可能性が19%高かった。また、電子タバコによる心臓のリスクの増加は、心筋が硬くなり、各拍動の間に血液が適切に満たされなくなる駆出率維持型心不全(HFpEF)と呼ばれる心不全のタイプでより顕著であることが分かった。 米国肺協会(ALA)によると、電子タバコは肺疾患を引き起こす可能性があるホルムアルデヒドやアクロレイン、アセトアルデヒドのような化学物質を生成する。また、多くの電子タバコはジアセチルという化学物質で味付けされているが、このジアセチルが「ポップコーン肺(正式名称は閉塞性細気管支炎)」と呼ばれる疾患を引き起こす可能性があることも判明している。ポップコーン肺は、咳、喘鳴、息切れ、呼吸不全を引き起こす肺の病気だ。詳しくはリンク先へ
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