タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2024/013047.php
2024年04月30日
東北大学はこのほど、喫煙習慣による歯の喪失は、認知症のリスク上昇につながることを、長期追跡研究により明らかにした。研究グループは今回、約3万3,000人の65歳以上の高齢者を対象に、9年間の追跡調査を行った。その結果、喫煙習慣のあった人は、喫煙習慣のない人に比べて、認知症のリスクが1.18倍高いことを確かめた。さらに、この関連の20%は喫煙により歯を失うことにより説明できるという。「喫煙による歯の喪失は、認知症リスクの上昇につながるメカニズムが、長期の追跡調査により分かりました。歯科疾患予防としてのタバコ対策は、歯の喪失による全身疾患のリスク上昇を予防する上でも重要と考えられます」と、研究者は述べている。
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