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医療用フェンタニルの乱用、過去10年で5人逮捕 自ら注射し死亡した医師や傷害致死も

医療用フェンタニルの乱用、過去10年で5人逮捕 自ら注射し死亡した医師や傷害致死も

https://www.sankei.com/article/20250707-DWME5QWGXBGKBHAIULTAJMBSVU/

2025/7/7

フェンタニルは合成麻薬性鎮痛薬で、主に手術中や術後に点滴静脈注射で使用される。容量を間違うと、多幸感を引き起こし、その後、無気力になったり、場合によっては死に至るため、厳重な管理が求められている。

28年には横浜市の病院の男性医師が、フェンタニルと同系統のレミフェンタニルを抜き取って所持していたとして神奈川県警が麻薬取締法違反容疑で逮捕した。「ストレスを解消するため使用したことがある」と容疑を認めた。

29年には埼玉県行田市の病院の男性医師がフェンタニルを所持していたとして県警が麻薬取締法違反容疑で逮捕。やはり「ストレス解消のため」と供述した。同じ年には愛知県春日井市の病院の女性看護師が自分に注射するためにフェンタニルを盗んだとして、県警が窃盗容疑で逮捕した。

平成31年には仙台市の病院で女性医師が死亡しているのが見つかった。遺体の近くには使用済みのフェンタニルの容器と注射器があり、遺体からフェンタニルなどが検出されたため、翌年、宮城県警が容疑者死亡のまま麻薬取締法違反容疑で書類送検した。

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