たばこの害

たばこと病気の関係について

オール阪神さん脳梗塞で「言語に支障が出るかも」と言われ…

オール阪神さん脳梗塞で「言語に支障が出るかも」と言われ…


https://hc.nikkan-gendai.com/articles/253934


2019年05月20日

 2年前からめまいが起こるようになって、脳のMRI検査を半年に1回受けてたんです。グワ~ッという激しい回転性のめまいで、立ってられへんで酔っぱらいのようにフラフラになったり、ウエッて戻したり……。

 最初は家に帰って休んだら治まってたんですけど、どんどん回数が増えて、毎日同じ時間に起きてしまう。病院で調べてもらっても、「小さい梗塞はあるけど大丈夫」と言われ、原因はわからず、メニエール病でもないんです。

 去年12月に検査を受け、今年の3月にももう一回受けようとかかりつけの病院へ行ったら、大きな梗塞ができていて専門の病院へ即入院。お医者さんに「なんか兆候があったやろ!?」と言われ、そういえばその3日前、ラジオ局でごっつい頭痛があったんです。

 ほかにも、たばこを吸おうとしたら、ポトッと落としてソファに穴をあけてしまう。フォークとナイフを取り落とす。エレベーターで行き先階のボタンを押し間違える……。あれ? もしかして……とは思ったけど、単に疲れてるんかなと解釈していました。

 脳梗塞でそういう症状が出るのは知ってはいましたよ。

 だけど、まさかと思ってたんです。その病院にかかった時、自分でクルマを運転して行けたくらいですから。“オレオレ詐欺”に引っかかった気分でした。でも、後で相方も言うてました。トーク番組に一緒に出た時、「何かおかしい」と思ったって。

 梗塞は前後左右に何カ所か起きてました。集中治療室で点滴治療を受けながら、絶対安静で10日間。トイレにも行けないから、若い女性の看護師さんにとってもらうのがイヤで、おしっこは自分でとって、大きい方は数日辛抱しました。

 ただ、しんどくはなかったんで、指のリハビリはずっとしてました。小声で「1、2の3の4の2の5……」と手遊び歌を歌いながら両手の指先を動かしたりして。最初は右手の指が動かしにくかったですね。

 先生は「ひょっとしたら言語に支障が出るかも」とおっしゃるので、頭の中でず~っと漫才の稽古もしてました。でも、漫才のネタは相方がいたらスッと出てくるもんも、ひとりではうまく出てけぇへんのですわ。相方に病院へ来てもらいたくても、集中治療室は家族以外は入られへん。そんな中、強行突破して西川きよし師匠が「元気してるか?」って来てくれはってうれしかったですね。

■退院して3日後には看護師に付き添ってもらって舞台に復帰

 幸い症状は軽度で、11日間で退院し、その3日後には舞台復帰しました。看護師さんが付き添ってくれて、相方には「大丈夫やわ」と言ってもらえました。運が良かったんだなと思います。

 原因は糖尿病でした。血管が硬くなってたんやね。4、5年前から、病院で指摘されてたんですけど、血糖値の数値を見せてくれへんし、診てくれてた先生がヨメはんと仲の良い先生なもんやから、「2人で結託して僕をビビらそうとしてるんやろ」と信じてなかったんです。

 だから、その頃はたばこは1日3箱。甘いもんが大好きだからアイスコーヒーはシロップを2つ分入れたのを1日10杯ぐらい飲んでました。おしっこが近くて、夜寝てから1時間半ごとに目が開き、そのたんびにアイスキャンディーを食べて……。そんな不摂生を続けてたから、身長160センチやのに、体重は85キロになってました。

 ただ、1年前から2日に1回、大阪城の周りの5キロコースを2周、合計10キロ歩くようになって、体重は70キロまで落ちていたんです。「運動してるし、お酒は一滴も飲まないから健康や」と自信を持ってました。でも年とともに、普通の人よりアカンね。

 今は右手の手のひら全体がいつもしびれてピリピリして、ちょっと冷たい。通院リハビリはしなくていいと言われたので通ってませんけど、自分で右手をさすったりしています。

 食事も変えました。ヨメはんが薄い味付け、油抜きで作ってくれてます。息子は23歳やから物足りなくて、「外食してくる」と迷惑がってますけどね。

 アイスコーヒーにシロップを入れるのはやめて、アイスキャンディーとかお菓子は全部ほかしました。代わりに、おやつはバナナとかキウイ。リンゴを薄く切って、カロリーの低いヨーグルトに入れて食べたりもしています。

 たばこはスパッとやめました。全然ほしいと思いません。それまでは「やめた」と言っては陰で吸っててウソの連続やったから、「今回は本気やな」と息子に言われました。それだけ、「しゃべられへんようなったらどないしよう」と怖くなったんです。

 家族にも迷惑かけて、申し訳なかったと思うしね。入院中、ヨメはんが泣いてたらしい。「なんで、もうちょっと保険かけとかんかったんやろ」って言うてたみたいやけど(笑い)。

 先生には「楽しみを何もかもやめなくていい」と言われています。かえって我慢がストレスになるから。だから、休みの時は好きな釣りに行ったり、もう少ししたら、おやつにおかきぐらいはいいかなと楽しみにしてます。

▽オール・はんしん 1957年、大阪・泉大津市生まれ。高校在学中、吉本新喜劇の看板座長・岡八朗(故人)に弟子入り。75年、同じく岡の弟子だったオール巨人とコンビを結成して人気を博す。5月26日(日)、新喜劇や漫才で構成するショー「オール阪神の釣りバカ芸人日誌6」(なんばグランド花月)を主宰する。また5月20日、オール巨人とともに、紫綬褒章を受章することが発表された。

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くっきー:肺年齢「64歳」で「肺の一部が溶けている」? 禁煙拒否も医師団の言葉に動揺

くっきー:肺年齢「64歳」で「肺の一部が溶けている」? 禁煙拒否も医師団の言葉に動揺

https://mantan-web.jp/article/20190516dog00m200016000c.html

2019年05月16日

 お笑いコンビ「野性爆弾」のくっきーさん(43)が、20日に放送されるTBS系の医療バラエティー「名医のTHE太鼓判!」(月曜午後7時)の2時間スペシャルに出演。人生で初めて人間ドックを受診したくっきーさんの肺年齢が、実年齢よりも21歳上の「64歳」と診断されていることが分かった。

 以前から階段を上るだけで息があがり、登山を始めようと思って挑戦したものの、「初心者向けの高尾山で心臓がバクバクして…」と、年々体力の衰えを感じてきたというくっきーさん。日常生活を追うと、肺年齢を上げる三つの原因が明らかになる。

 特に問題視されたのが、喫煙指数(1日に吸うタバコの本数×喫煙年数)の高さ。ヘビースモーカーで1日に平均30本のタバコを吸うというくっきーさんは、医師団からの禁煙の勧めにも「タバコはやめない!!」と断固として拒否したが、「末梢気道閉塞の症状を起こしており、このままでは10年以内にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)になる可能性がある。すでに一部の肺が溶けている可能性も」と告げられると、くっきーさんは動揺。そして、医師団は肺の健康状態を知ることができるある症状を紹介。現代病の一つともいえるその症状とは……という内容。

 「名医のTHE太鼓判!」は、芸能人の私生活に密着し、日々の生活習慣や「体に良い」と信じてやっている健康法を、最強医師団が「太鼓判」か「ダメ」かジャッジし、対策などを紹介する医療バラエティー。

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認知症予防は「運動が重要」 世界保健機関が指針

認知症予防は「運動が重要」 世界保健機関が指針

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44863090W9A510C1CR0000/

2019/5/16 9:35

【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は、世界的に増加している認知症の予防のための新たな指針を公表した。運動の習慣や健康的な食事、禁煙が重要だとしている。各国が適切な対策を取らない場合、世界の認知症患者が2050年には1億5200万人に達する恐れがあるとしている。

WHOによると認知症患者は世界に推計5千万人おり、毎年約1千万人が新たに発症している。

指針は12項目から成り、特に効果的な予防策として定期的な運動、禁煙を挙げた。65歳以上の高齢者では1週間に少なくとも150分の中程度の有酸素運動が望ましいとしている。またバランスの取れた食事や、飲酒制限、社会活動もリスク軽減に有効だとした。食事では、芋類を除く野菜や果物を1日に少なくとも400グラム摂取するよう勧めている。

高血圧と糖尿病も認知症のリスクを高めるとしている。

認知症は脳の神経細胞が死んだり働きが悪くなったりすることで、物忘れや妄想などの症状が出て日常生活に支障がある状態。厚生労働省は、日本の認知症患者は12年に462万人で、25年には約700万人まで増えると推計している。

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認知症、運動と禁煙で予防を 50年、世界で患者1億5200万人の恐れ

認知症、運動と禁煙で予防を 50年、世界で患者1億5200万人の恐れ

https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019051502000286.html

2019年5月15日

 【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は十四日、世界的に増加している認知症の予防のための新たな指針を公表した。運動の習慣や健康的な食事、禁煙が重要だとしている。各国が適切な対策を取らない場合、世界の認知症患者が二〇五〇年には一億五千二百万人に達する恐れがあるとしている。

 WHOによると、認知症患者は世界に推計五千万人おり、毎年約一千万人が新たに発症している。

 指針は十二項目から成り、特に効果的な予防策として定期的な運動、禁煙を挙げた。六十五歳以上の高齢者では一週間に少なくとも百五十分の中程度の有酸素運動が望ましいとしている。またバランスの取れた食事や、飲酒制限、社会活動もリスク軽減に有効だとした。食事では、芋類を除く野菜や果物を一日に少なくとも四百グラム摂取するよう勧めている。

 高血圧と糖尿病も認知症のリスクを高めるとしている。

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認知症予防は運動と食生活改善で、サプリは推奨せず WHO

認知症予防は運動と食生活改善で、サプリは推奨せず WHO

https://www.cnn.co.jp/fringe/35136973.html

2019.05.15 Wed posted at 11:31 JST

(CNN) 世界保健機関(WHO)は14日、認知症のリスクを減らすための勧告についてまとめた初のガイドラインを発表した。予防策として、適度な運動や健康的な食生活を提言している。

一方で、認知力の低下や認知症予防を目的としたビタミンBやEなどのサプリメント服用は勧めないとした。

認知症に詳しい英エディンバラ大学のタラ・スパイアーズジョーンズ教授は「認知症状が表れる前にライフスタイルを変えること、特に運動量を増やすことによって、認知症のリスクは低減できる」と指摘する。

WHOによると、認知症は毎年新たに1000万人の症例が報告され、この数字は2050年までに3倍に増える見通し。認知症患者の介護にかかる費用は、2030年までに年間で推計2兆ドルに膨らむと予想される。

ガイドラインでは、認知症のリスク低減のため、運動の習慣をつけ、たばこはやめ、飲酒量を減らし、バランスの取れた食生活を心がけるよう提言。特に、野菜が豊富で肉の量は少なく、主にオリーブオイルを使う地中海料理を推奨している。

さらに、認知症や認知力低下のリスクを減らせる可能性がある対策として、体重や高血圧、糖尿病、コレステロール値のバランスが悪い脂質異常症の適切な管理を挙げた。

一方で、ビタミンBや抗酸化物質、オメガ3、イチョウといったサプリメントの使用については推奨しないとした。英ノッティンガム大学のトム・デニング教授は「ビタミンや栄養補助食品は、(臨床問題のために必要とされる場合を除いて)使用しないことが望ましい。それによって大勢の人が浪費から救われることを望む」としている。

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交通事故死リスクが上昇 自動車運転中の喫煙に注意すべし

交通事故死リスクが上昇 自動車運転中の喫煙に注意すべし

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/254007

2019年05月20日

 自動車運転中の喫煙は交通事故のリスクであると考えられています。その理由として、たばこを取り出す、火をつける、灰皿に灰を落とす、火を消す――といった一連の喫煙関連行動が、運転に対する集中力を散漫にさせるからです。

 喫煙習慣と交通事故死の関連性を検討した研究論文が日本疫学会誌2019年5月号に掲載されました。

 この研究では、茨城県に在住する男性3万3138人、及び女性6万3940人が対象となっています。被験者は、全く喫煙したことのない非喫煙者、かつて喫煙をしていた元喫煙者、喫煙本数が1日20本未満の喫煙者、喫煙本数が1日20本以上の喫煙者の4つのグループに分けられ、交通事故死のリスクが比較されました。なお、結果に影響を与えうる年齢や飲酒状況について、統計的に補正を行い解析をしています。

 20年にわたる追跡調査の結果、男性の交通事故死のリスクは、非喫煙者と比較して、1日20本未満の喫煙者で32%、1日20本以上の喫煙者で54%、高い傾向にありました。統計学的に有意な差を認めていませんが、喫煙本数が多いとリスクの大きさも増加することが示されています。他方、女性では喫煙者の数が少ないために関連性を見いだせなかったと報告されています。

 本研究は喫煙習慣と交通事故死リスクの関連を検討したもので、自動車運転中の喫煙行動と交通事故死のリスクを評価したものではありません。運転中の喫煙行動に限定すれば、さらに事故死のリスクは高まる可能性があります。自動車運転中の携帯電話の使用で死亡事故発生率が約2倍増加することを踏まえると、本研究で示されたリスク増加は軽視できないように思います。

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レンジャーズ救援ケリー、手術で喉のしこりを切除

レンジャーズ救援ケリー、手術で喉のしこりを切除

https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201905190000187.html

[2019年5月19日8時46分]

レンジャーズの救援右腕ショーン・ケリー投手(35)が16日に喉のしこりを切除する手術を受けたことが分かった。最新の組織検査の結果を待って復帰すると本人が18日に明らかにした。

たばこを一切たしなまないというケリーだが、今季序盤に喉に違和感を覚え、しこりが大きくなって睡眠に支障が出るようになったために診察を受けた。9日に感染症という理由で負傷者リスト(IL)入りし、戦列を離れた。

検査結果は来週早々にも出る予定で、ケリーは「とにかく早く野球に戻りたい。肩も体も問題ない」と、体力の不安を打ち消した。

クリス・ウッドワード監督は、体力的、精神的に同投手の準備が整うまで待つとし、早ければ20日か21日にも復帰できる可能性を示した。

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松山千春がツアー中に心臓トラブル 「そんな中でもたばこを吸った」と笑わせる

松山千春がツアー中に心臓トラブル 「そんな中でもたばこを吸った」と笑わせる

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12275-276950/

2019年05月17日 11時25分

松山千春 ツアー中の心臓トラブル告白「マネジャーには病院には行くなと指示した」

 歌手の松山千春(63)が16日、東京国際フォーラムで「松山千春コンサート・ツアー2019」東京公演を行った。

 今回のツアーは4月18日に神奈川・厚木市文化会館でスタートし、6月27日の札幌市民ホールまで全国19会場、23公演を行う。

 今月8日には旭川、10日は帯広と、地元である北海道をツアーで回ったが、その時に心臓に痛みを感じるトラブルがあったという。

「北海道内のコンサート、その途中に心臓発作。多くの方に心配をおかけしました。いま、こうやって東京国際フォーラム。“千春~”という声とともに拍手していただいた。精一杯、歌わさせていただきます!」。その言葉通り、この日は全部で17曲を熱唱。ラストの「大空と大地の中で」では、観客席を歩きながら歌い、集まった5000人の観客を大満足させた。

 北海道で心臓に痛みを感じた時、マネジャーの運転する車に乗っていたが、その時に「間違っても病院に行くな。行ったらコンサートができなくなる」と指示したとか。さらに千春は「自分で自分を褒めてあげたいのは、そんな中でもたばこを吸ったんだ」と笑わせた。

 

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松山千春「そんな中でもたばこ吸った」心臓発作語る

松山千春「そんな中でもたばこ吸った」心臓発作語る

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201905160001091.html

[2019年5月16日22時0分]

歌手松山千春(63)が16日、東京国際フォーラムで、「松山千春コンサートツアー2019 東京公演」を行った。

8日の北海道・旭川公演で、移動中に心臓発作を起こしたことをMCで話した。08年には不安定狭心症でツアーを中止した過去がある。同公演を見たファンがSNSに書いたことから心配する声が上がっていた。 同件について最初のMCでふれた。「旭川、帯広の北海道コンサートの途中に心臓発作で心配をかけたけど、こうしてステージに立って拍手をしていただき」と話すと突然黙った。ファンからの「千春コール」に答えるように、「今夜も精いっぱい歌わせていただきます」と続けた。

異変はマネジャーの運転する車で移動中、岩見沢辺りで起きた。「心臓が痛くなって、俺の心臓どうした、頑張れ俺の心臓って。そのうち過呼吸になった」と説明した。「自分で自分を褒めてあげたいんだけど、そんな中でもたばこを吸ったんだよ(笑い)。吸えるじゃん。しかもうまいじゃん」と冗談まじりで話した。異変は1時間ほどで収まり、旭川公演を行った。

病状が心配されるが、関係者は「病院に行ったわけでも、公演が中止されたわけでもありませんので大丈夫です」と話した。

17年には飛行機の離陸が遅れた際、自ら客室乗務員に掛け合い、マイクを借りると「大空と大地の中で」を歌う神対応ぶりをみせた。その時を「機長が運良く俺を知っていてくれたからできた話」と振り返り、「もし機長がさだまさしファンだったら許されなかった」と話し会場を盛り上げた。

この日、1部では「恋」などの恋愛ソング、2部は「足寄より」などメッセージ性の強いフォークソング主体でステージを構成した。アンコールでは「長い夜」など、ダブルアンコールでは「大空と大地の中で」を「あり得ないんだけど」と言いながら客席に降り、ファンと大合唱した。約2時間半で全17曲を力強く歌った。また、時事ネタから政治ネタまでカバーするトークも披露し、約5000人のファンに健在ぶりをアピールした。

同ツアーは4月18日、神奈川・厚木市文化会館からスタートし、全国19都市で全23公演を行う。6月26、27日、札幌市民ホールがツアーファイナルとなる。

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堀ちえみさんがなぜ ここまで分かった食道がん、口腔がんになりやすいのはこんな人

堀ちえみさんがなぜ ここまで分かった食道がん、口腔がんになりやすいのはこんな人

https://bunshun.jp/articles/-/11529

2019/04/19

 また、驚きのニュースがありました。2月に舌がんの手術を受けたばかりのタレント・堀ちえみさん(52)が、今度は食道がんが見つかったことをブログで公表したのです。

 幸い、今回は転移のないステージ I の早期発見で、口から細長い管状のファイバースコープを入れて、がんのできた粘膜を取り除く「内視鏡治療」を受けたそうです。とはいえ、堀さんは2月に、11時間にもわたる大手術を乗り越えたばかり。その心中を思うと、察するに余りあるものがあります。病が大事に至らず、克服されることを願うばかりです。

転移でも再発でもない「重複がん」
 ところで、今回の食道がんは舌がんの「転移でも再発でもない」とのこと。つまり、舌がんとは別に、新たながんが食道にできたということです。こうしたがんのことを「重複がん(または多重がん)」と言います。

 もともと、舌がん、咽頭がん(のどのがん)、喉頭がん(声門のがん)など頭頸部がんになった人は、食道がんになりやすいことが知られています。なぜかというと、口からのど、食道にかけて、「扁平上皮(へんぺいじょうひ)」という同じ組織に連続して覆われているからです。

喫煙者で「お酒を飲むと顔が赤くなる」人は要注意
 がんには組織型で分ける分類法があり、この扁平上皮から発生するがんを「扁平上皮がん」と言います。口腔がん、食道がんのほとんどは扁平上皮がんで、共通して放射線が効きやすいことが知られています。ちなみに、胃がんや大腸がんの多くは、腺組織という上皮細胞から発生する「腺がん」に分類されます。

 口腔がんや食道がんに共通する大きなリスク要因は、なんといっても「喫煙」と「飲酒」です。たばことアルコールの影響で口腔がんになった人は、口から食道にかけての扁平上皮全体が、がんを発生しやすい条件になっています。そのため、口腔がんになった人は、食道がんになりやすいと考えられているのです。

 舌がんになった堀さんも、食道がんのリスクが高いことから、念のため内視鏡検査も受けることになったのではないでしょうか。私は消化器の内視鏡専門医から、「頭頸部がんになった患者さんで、内視鏡検査で何度も食道がんが見つかった人がいる。そのたびに内視鏡で治療して、病を克服することができた」と取材で聞いたことがあります。堀さんも定期的に内視鏡検査を受けることになるかもしれません。

ヘビースモーカー×飲酒で食道がんのリスクは3.4倍に
 ちなみに、ヘビースモーカーで、「お酒を飲むと顔が赤くなる」人は、食道がんに要注意です。国立がん研究センターが行っている住民調査「多目的コホート研究(JPHC Study)」には、次のように書かれています。

「お酒で顔が赤くなる体質でもならない体質でも、飲酒による食道がんリスクへの影響は見られませんでした。ただし、喫煙指数(注・1日の喫煙本数÷20×喫煙本数)20以上のヘビースモーカーでは影響が現れ、1日当たり2合以上の大量飲酒グループで顔が赤くなる体質の食道がんのリスクが、2合未満で顔が赤くならない体質に比べ3.4倍高くなっていました。

浜田雅功さんは大丈夫……?
 私はたまに、ダウンタウンと坂上忍さんが出演する「ダウンタウンなう本音でハシゴ酒」(フジテレビ系)を楽しみに見るのですが、お酒に弱い浜田雅功さんが顔を赤くしてお酒を飲み、たばこを吸う姿を見て、心配しています。実際、食道がんの専門医に話を聞くと、顔を赤くしながら接待でお酒を飲み、たばこを吸う営業職の人に、食道がんは多いのだそうです。

 食道がんになったとしても、粘膜にとどまる早期がんで内視鏡治療だけで済めば、食道を温存でき、早く普通に食べられるようになります。しかし、粘膜より深く潜り込んだがんで見つかれば、多くの場合、手術が必要となります。

 食道がんの手術は、胸、お腹、首の3ヵ所を切開して行います。まず、胸からの手術で食道を切除した後、胃を細長くしたり腸を移植したりして、肋骨の裏側に新しい食道の通り道を作ります。そして、新しい食道をのどの側とつなげます。

 近年では、胸やお腹に数ヵ所小さな穴だけを開けて行う「胸腔鏡手術」や「腹腔鏡手術」が、食道がんにも適応されるようになりました。しかし、それでも、がんの手術の中ではかなり大きな手術となります。現在では、安全性が高まったとはいえ、それでも肺炎や縫合不全などの合併症リスクがあり、かつては死亡率の高い手術でした。

 ですから、ヘビースモーカーで、飲んだら顔が赤くなる人は、とくに食道がんにならないよう心掛けるべきだと思うのです。そのためには、まず「禁煙」です。浜田さんにも長く活躍していただきたいので、番組でお酒を飲み続けるなら、ぜひ禁煙をおすすめします。禁煙すれば、口腔がん、食道がんだけでなく、肺がん、胃がん、膀胱がんなど多くのがんのリスクが減り、脳卒中や心筋梗塞の予防にもなります。

心配な人はリスクを知った上で内視鏡検査を
 また、食道がんリスクが高い人や心配な人は、定期的に内視鏡検査を受けるといいかもしれません。内視鏡で胃を見るときに、食道も通過しますので、医師にお願いすれば胃がんと一緒に食道がんのチェックもしてくれるはずです。

 ただし、厚生労働省は食道がん検診を推奨はしていません。定期的に食道の内視鏡検査を行って、食道がんの死亡率が下がるエビデンス(科学的根拠)はないからです。内視鏡検査にも非常にまれとはいえ、前処置の薬剤によるアレルギー反応(ショック)や消化管に穴を開けたり出血させたりするリスクなどがあります。お金もかかりますので、こうしたデメリットも考慮したうえで、受けるかどうか判断してください。

 いずれにせよ、口腔がんや食道がんは禁煙してお酒を控えれば、リスクを下げられます。がんは、ならないにこしたことはありません。若い人たちの喫煙率が下がっていますので、たばこを吸っていない人はこれからも吸わず、お酒が苦手な人は無理にお酒を飲まないことが大切だと思います。

 

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