たばこの害

たばこと病気の関係について

仰天!喫煙運転で交通事故死が1.5倍超 スマホ運転より危険なワケは?

仰天!喫煙運転で交通事故死が1.5倍超 スマホ運転より危険なワケは?

http://news.nicovideo.jp/watch/nw3644350

2018/07/04 21:15

なんと! タバコを吸うと交通事故で死亡するリスクが50%以上も高まるという、驚きの結果が2018年7月4日、東北大学の研究で発表された。

タバコが健康を害して心臓病やがんの原因の一つになることは知られているが、いったい交通事故死とどういう関係があるのか? J‐CASTニュース会社ウォッチ編集部が研究者を取材すると、大いに納得の説明だった。

東北大学が研究、1日20本以上がアブナイ

この研究は、東北大学大学院歯学研究科の相田潤准教授の取り組みで、疫学専門誌「Journal of Epidemiology」の最新号に論文を発表した。

それによると、もともと喫煙の習慣のある人は、がんや心臓病などの病気だけでなく、転倒、火災、交通事故といった事故や、他殺、自殺などによる死亡のリスクも増えるという研究が海外にあるそうだ。

これらの死亡は、病気による「内因死」に対して「外因死」と呼ばれる。要するに、喫煙者は病死だけではく、不慮の事故による死亡率も高いというのだ。

そこで相田准教授らは、交通事故のみによる死亡と喫煙の関係を調べることにした。研究調査には、住民の健康診断と死因の記録がしっかり保存されている茨城県健診受診者生命予後追跡調査事業のデータを使った。1993年当時の茨城県内38市町村の40~79歳の男女9万6384人を2013年まで、平均17~19年間追跡調査した。

これらの住民を、「タバコを吸わない人」「過去に吸ったがやめた人」「1日に20本未満吸う人」「1日に20本以上吸う人」に分けて、死因が「交通事故」の人の割合を比較した。すると、図の「交通事故死亡ハザード比」のように、「吸わない人」の死亡率を1とすると、吸う人の死亡率は右肩上がりに上昇して、「20本以上吸う人」は1.54倍高くなった。

死亡リスク、実際はもっと多くなる

これはいったい、どういうことなのだろうか――。J‐CASTニュース会社ウォッチ編集部の取材に応じた相田准教授は、

「じつは、タバコを吸ってクルマを運転する人の死亡リスクは、1.54倍よりもっと高くなるはずなのです。というのは、統計に使った死因の『交通事故死』は、厚生労働省の人口動態調査死亡表を利用したもので、『交通事故死』の中には、自動車による道路交通事故だけではなく、鉄道交通事故、水上交通事故、航空交通事故、つまり船の沈没や飛行機の墜落まで含まれています。
しかも、道路交通事故の中にはクルマにはねられて死んだ人など、タバコとは関係がない人まで含まれていますから、単純にクルマの運転者だけで統計をとることができれば、実際はもっとリスクが高くなるでしょう」

と、説明した。

タバコを落としパニック、イライラして不注意運転

別の統計をみると、「交通事故死」の中に占める船の沈没や飛行機の墜落死は年間1%台以下、クルマにはねられた歩行者が3割近くいるという。

それにしても、タバコを吸う人がクルマを運転すると死亡リスクが高くなるのはなぜか。

相田准教授はこう語る。

「運転中にスマートフォンを使う行為は、日本では危険だとして道路交通法で禁じられていますが、クルマのシガーソケットを使ってタバコに火をつける行為も、同様に複雑で危険な操作です。タバコを吸う私の父のクルマに乗ると、シートに焼け焦げの穴がありました。もし、運転中に火のついたタバコやシガーソケットを落としたら、スマホを落とした時とは比べものにならないパニックになるでしょう。スマホを見ながら起こした事故はニュースになりますが、タバコを吸って起こした事故は報道されません。かなり多く、表に出ないタバコが原因の事故があると思われます」

数十年も運転を続けているうちに、たった1回でもタバコを落としてパニックになったら、それで一巻の終わりだというのだ。このため、海外では台湾やイタリアなど、運転中の喫煙は運転者の注意が散漫になるとして法律で禁止している国もある。

また、米国の一部の州や英国、オーストラリアでは、車内の受動喫煙を防ぐ目的もあって運転中の喫煙を規制しているという。

さらに、喫煙は運転者の健康、とくに精神状態によくないという。

「そもそも喫煙者はニコチン依存症です。イライラしながら運転をして、タバコを吸ってホッとする、またしばらくするとイライラして...... を繰り返します。運転を続ければ続けるほど、どんどんストレスがたまるので、重大な事故につながりかねません。実際にデータで死亡リスクが高いという結果が出たのですから、日本でも諸外国のように、運転中の喫煙を規制すべきでしょう」

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【神保哲生×宮台真司×原田隆之】タバコ規制を妨げる財務省、厚労省、政治家の利権

【神保哲生×宮台真司×原田隆之】タバコ規制を妨げる財務省、厚労省、政治家の利権

http://www.premiumcyzo.com/modules/member/2018/06/post_8536/

2018.06.25

――ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地

[今月のゲスト]

原田隆之[筑波大学人間系教授]

国会では受動喫煙を防止するための措置を含む健康増進法改正案の審議が始まったが、ザル法との批判も少なくはない。そもそも、先進国の中でも日本はタバコに関する規制に弱腰で、報道も少ない。その最大の理由は、タバコ利権にあると専門家は指摘する。財務省を中心に、JT、さらには政治家も絡む、これら利権の真実とは――。

神保 今回はマル激としては久しぶりに、タバコをテーマとして取り上げます。実は、5月31日は世界禁煙デーだったんです。毎年、世界で禁煙週間が設けられているのですが、日本ではまったくといっていいほどタバコに関する報道がないため、そういう週間が設けられていることもほとんど知られていないのではないかと思います。その一方で、JT(日本たばこ産業株式会社)のテレビCMは毎日のように見ます。日本でも法律でタバコは個別の銘柄は宣伝できないことになっていますし、JTは事実上国内では独占企業なのに、なぜあんなに多くの広告を流す必要があるのか。そのあたりのことも、今回の番組のポイントのひとつになると思います。

宮台 自分たちに不都合な情報をメディアに流させないための、人質ならぬカネ質みたいなものです。電力自由化以前の東電の広告と同じですね。ネットで情報を探せば、新型タバコも含めてどれだけ有害なのか、世界ではどんな対策が取られているのか、すべて明らかです。なのに日本では、対策に向けてほとんど動いていない。実に不思議なことです。

神保 以前、オリンピックに関して、2020年の東京五輪が、食料調達や資材調達をめぐりロンドン、リオと守られてきたサステナブル基準を守れそうもないことをお伝えしました。実はタバコに関しても、2008年の北京五輪から、IOCの意向に基づいて、特に受動喫煙を厳しく制限する「スモークフリー五輪」の基準が守られてきました。(冬季開催地の)ロシアや韓国もこの基準をクリアしています。日本も2020年に五輪を控え、来週から国会で受動喫煙の防止策を含む「健康増進法」という法律の改正案の審議が始まります。

宮台 時期的にはオリンピックに向けて作られたものなのだと思いますが、ネットで読むと、中身はとんでもない。後で議論しますが、適用される店舗はなんと50%以下です。

神保 国政レベルで提出されている法案は、ザル法と言っても過言ではない内容ですが、その一方で、東京都は小池百合子知事の肝いりで、国際水準に近いところまで踏み込んだ受動喫煙防止条例案を6月中に都議会に上程する意向を明らかにしています。その条例が通れば、2020年五輪会場のほとんどは都内なので、国の法律がどんなにザルでも、ギリギリでスモークフリー五輪の伝統が守れる可能性が残されていますが、反対勢力もあるようなので、まだ予断は許せません。

 いずれにしても、都の条例の方も、国会とほぼ同時期に審議が行われるので、ようやく来週あたりからタバコをめぐる法律が動き始めるといった感じです。サーフィンやヨット競技などの会場になる神奈川県も、現在参議院議員を務める松沢成文さんが知事の時代の2009年に、受動喫煙防止条例を全国に先駆けて通しています。

 ただ、日本は連邦国家ではないので、やっぱり国政レベルできちんとしたスモークフリー基準を通せないと、世界に顔向けできないところはあります。そこで今日は、なぜ国は、これだけ被害の実態が明らかになっている受動喫煙を厳しく制限する法律を通せないのか、それがどんな構造によるものなのかなどを議論してみたいと思います。

 ゲストは筑波大学教授の原田隆之さんです。ご専門は臨床心理学や犯罪心理学ですが、タバコ、とりわけタバコの健康被害や受動喫煙の問題について多く発言をされています。

 原田さんは、学者として、タバコとはどういうつながりがあるのでしょうか?

原田 私はもともと臨床心理学、特に依存症について研究してきました。最初は薬物依存、覚醒剤などの研究や治療を行い、徐々にその範囲がアルコール、タバコと広がっていったという経緯です。

神保 日本は「たばこ規制枠組条約」の批准国なので、五輪の有無にかかわらず、国際水準に合わせる責務があります。ところが、今回のような、まあ言ってみればザル法のような法案しか出せなかったことは、どう見ていますか?

原田 非常に恥ずかしいことです。特に受動喫煙の問題については、おっしゃるように国際条約を受諾していますし、2020年の東京五輪に向けて、「この国は果たして、国民の健康や生命を本気で守る気があるのか」ということが問われている。外国からは後ろ向きに見えるでしょう。

神保 日本は刑事司法の制度について、国連人権委員会や拷問禁止委員会などからたびたび改善勧告を受け、委員のひとりからは「中世」のようだとまで言われたりしています。実は、今回のタバコの問題もWHO(世界保健機関)から、日本の姿勢は19世紀並みだと言われています。アメリカだってタバコ利権は強大でしたが、いろいろな変遷を経て、かなり厳しい規制が設けられている。日本がここまで何もできないのは、なぜなのでしょうか?

原田 それはやはり、政治家なり、国のリーダーなりの気概の問題でしょう。当然、どんな問題に対しても賛成/反対はある。しかしその中で、「これは国民の健康や生命を守るものなのだ」と、強いリーダーシップ、気概を持って問題に臨めていない。その一点に尽きると思います。

宮台 原発政策にも関係しますが、政治家が「国民の生命と安全」と「利権」との板挟みになるのは、どこの国にもあることです。利権を超える力は、やはり政治家の理念に基づいた価値の訴えです。首相や大統領が価値を訴えて、利権ゆえに反対している人たちが、これまで通り声を上げにくくするのです。安倍首相は、そういうことができない資質です。

神保 福島第一原発の事故の後、原発問題についてもメディアの責任が問われました。地域独占企業の電力会社は、その財力にものを言わせて、莫大な広告費を使っていることが、メディアが原発の危険性や構造的・根源的な問題について報じようとしない姿勢の根幹にあったことが指摘されたからです。実は電力業界とよく似ていますが、独占企業のJTも『報道ステーション』(テレ朝)や『ニュース23』(TBS)など、数あるメディアの中では比較的タバコの問題を扱ってくれることが期待できそうなニュース番組をスポンサードしていたりします。これはJTのウェブサイトに出ていることですが、JTの年間の広告費は200億円を超えています。だからメディアがタバコ問題を避けているとまで明言はできませんが、実際にタバコの健康被害や受動喫煙問題に関しては一般のメディア上にはほとんど情報が出ていないのも事実です。

宮台 社会学者のマックス・ウェーバーが言うように、市民倫理よりもハードルが高い政治倫理に縛られるべき存在が政治家。市民が挙証する必要はなく、反証責任は政治家にあります。それとは別に、理念で動く政治家が損をしないような、国民世論を形成するというマスメディアの責務が果たされているかどうかが重大です。三権の監視という責務を負う第四の権力だからです。マスメディアが責務を果たさなければ、ネット上にデータがあっても、今日のリテラシー分布を前提にすれば認知が拡がりません。とはいうものの、誰だって健康に悪いのは知っているはず。タバコのパッケージにも書いてありますからね。

原田 喫煙率も徐々に下がってはいます。

神保 喫煙者の割合は現在、男女合わせて全人口の18・2%です。

宮台 1964年の数字を見ると、男性喫煙率は約90%。当時のテレビ番組や映画では、円谷プロ作品みたいな子ども向けのものでも、大人がタバコをスパスパ吸っていました。

神保 そうした中で、受動喫煙問題を扱う「健康増進法」の改正案の審議が国会で始まります。東京都の条例はもう少しわかりやすい名称がついていて、一般的には受動喫煙防止条例と呼ばれているようです。ただこれはいずれも、個人がタバコを吸う権利そのものを奪うものではなく、あくまで受動喫煙を防止することを目的としたものです。

原田 現在のところタバコは違法ではないので、個人の自由というところです。ただ、タバコの煙は流れますから、人が集まるところ、ほかの人が煙にさらされるようなところでは遠慮してもらおう、ということですね。

神保 タバコは喫煙する本人の健康にも重大な影響を与えますが、受動喫煙はもっと深刻なことがわかっています。例えば、厚生労働省がまとめた「タバコの煙から出る有害物質」によると、喫煙者本人が吸う主流煙には、「ニコチン0・46㎎(血流を悪化)/タール10・2㎎(やに・発がん物質)/一酸化炭素31・4㎎(酸素不足を招く)」が含まれているのに対し、副流煙では「ニコチン1・27㎎/タール 34・5㎎/一酸化炭素148㎎」と、ほぼ軒並み3倍近い数値となっています。副流煙のほうが有害物質が多いわけです。一酸化炭素に至っては5倍近い数字です。

 ここに出ている物質は主な有害物質だけで、実際にはタバコの煙には化学物質が300種類も含まれているそうです。原田さんが言われるように喫煙自体は合法なので、人のいないところで吸うのはいいとしても、このデータを見る限り副流煙の被害から人を守らなければならないのは当然のことのように思います。

宮台 タールの成分のところに「発がん物質」と書いてあります。タバコの害というと、やはりすぐに肺がんを思い出すような状況ですが、一方で、現在の新型タバコ、加熱式タバコや電子タバコなどは、タールが出ない、あるいはあまり出ないと謳われており、「だったら吸って大丈夫じゃん」と思っている人が非常に多いと思います。

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避難先のエコノミークラス症候群や熱中症、予防するには

避難先のエコノミークラス症候群や熱中症、予防するには

https://www.asahi.com/articles/ASL787J4KL78UBQU00B.html

2018年7月9日06時00分

気象庁によると、西日本の広い範囲で9日から最高気温が30度以上になる予想だ。避難生活が長引いたり屋外でがれきを撤去したりする際には、熱中症に注意する必要がある。

 熱中症は、高温多湿の状況下で体内の塩分や水分のバランスが崩れる状態。気温が上がり始めるこの時期は、暑さに体が慣れていないため、気温の変化に対応できず熱中症になりやすい。

 予防のポイントは、屋外では、帽子やタオルなどで直射日光を避け、こまめに休憩をとり水分補給をとる。屋内では、扇風機で熱気をためず、風通しをよくすることなど。気温が高くなくても、湿度が高いと熱中症のリスクが上がる。

 環境省の熱中症予防情報サイトhttp://www.wbgt.env.go.jp別ウインドウで開きますも活用したい。熱中症リスクが高い日かどうかの目安を「暑さ指数」として示し、2日先までの予測値を出す。登録した地点の情報をメールで受け取ることもできる。

 症状が出たら、素早い対応が必要だ。東京都医師会は、対応策の頭文字から「FIRST(ファースト)」を勧める。水分補給(Fluid)、体を冷やす(Ice)、涼しい場所で休む(Rest)、15分ほど様子を確認する(Sign)。それでも改善しなければ病院での治療(Treatment)が推奨されている。

 避難生活が続くと、エコノミークラス症候群(肺塞栓(そくせん)症など)にも気をつける必要がある。熊本地震では地震が起きて1~7日の間にエコノミークラス症候群が多発した。わずか1日の避難でも起きる恐れがあり、家の中でじっとしている場合にも注意が必要だ。

 エコノミークラス症候群は、ふくらはぎなどの血管内にできた血のかたまりが肺の血管につまって起きる。胸の痛みや息苦しさを感じ、死亡することもある。

 厚生労働省は、エコノミークラス症候群の予防策として、軽い体操やストレッチ▽十分な水分補給▽アルコールやたばこを控える▽ゆったりとした服装を▽かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする▽眠るときは足をあげる、などを挙げている。

 感染症にも注意が必要だ。厚労省によると、避難所では感染性胃腸炎などが流行する恐れがあり、予防のために、こまめな手洗いを心がけたい。

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桂歌丸死去…死因となった「慢性閉塞性肺疾患」とは

桂歌丸死去…死因となった「慢性閉塞性肺疾患」とは

http://news.nicovideo.jp/watch/nw3641902

2018/07/04 08:00

演芸番組『笑点』で多くの視聴者に親しまれた人気落語家の桂歌丸(本名:椎名巌)が、7月2日午前11時43分に死去した。

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歌丸は笑点の前身番組である『金曜夜席』(1965~1966年)で第1回放送から大喜利のメンバーとして登場。翌年にこの番組が笑点へと名を変えると、巧みな話芸と幅広い芸風で一躍人気者になった。2005年からは笑点の司会を務めるようになったが、このころからたびたび体調を壊すようになり、2016年の放送開始50周年記念放送で笑点からの引退を発表。その際、番組初の終身名誉司会に就任していた。

その痩身な体格と病気がちであったことから、笑点の番組内はもとより、インターネットなどでも散々“歌丸死去”がお約束的なネタとして取り沙汰されてきた。今回もネットの記事を見て「またかよ(笑)」などと思った人もいたに違いない。しかし、残念なことに今回はネタではなかった。

そのネット上では、死を惜しむ投稿が多く上がっている。

《もう、師匠を死に絡めたネタもできなくなってしまうんですね…。》
《人々を笑わせすぎてとうとう天国まで座布団積み上げてしまったか…》
《もう円楽さんとの掛け合いを見ることもできないのか…》

 

桂歌丸死去…死因となった「慢性閉塞性肺疾患」とは

歌丸の死因になったのは通称「たばこ病」

そんな歌丸の死因となったのは、『慢性閉塞性肺疾患』(通称:COPD)。これは肺胞の破壊や気道の炎症などを伴いながらゆっくりと進行する病気で、喫煙が主な原因であることから別名“たばこ病”とも呼ばれる。

世界保健機関(WHO)の調査によると、現在このCOPDは世界の死因の第4位を占めているという。さらに、今後10年間で30%以上増加する見込みであるとされており、WHOは2030年までにCOPDが世界の死因の第3位となると予想している。

息切れや咳、痰などが主な症状だが、喫煙者であるという時点でこの病気に罹患している可能性がある。たとえこのような症状がなくとも、喫煙者は一度検査を行うことを考えるべきだろう。

このCOPDは、禁煙することで進行を遅らせ予後を改善できる可能性が非常に高い。生前には1日で1箱以上もたばこを吸っていたといわれる歌丸。もしも早くに禁煙できていたら、まだまだ落語を見せてくれたかもしれないと思うと、非常に悲しい。

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5年禁煙で肺がんリスクは4割減、米大学が追跡調査で確認

5年禁煙で肺がんリスクは4割減、米大学が追跡調査で確認

https://forbesjapan.com/articles/detail/21524

2018/06/11 19:05

米国では、たばこに関連した病気で死亡する人は毎日およそ1300人に上る。禁煙が健康に良いことは明らかだ。だが、禁煙するのは簡単ではない。調査結果によれば、禁煙を試みても実際に成功する人の割合は、わずか15~20%程度だという。

米ヴァンダービルト大学医療センターが25年以上にわたって約9000人を対象に実施、先ごろ英医学誌「ジャーナル・オブ・ザ・ナショナル・キャンサー・インスティテュート」に発表した論文によると、追跡調査の期間中に肺がんを発症した284人はそのうち93%が、たばこを21年以上、1日1箱以上吸っていた「ヘビースモーカー」だった。

また、この研究結果は、「5年間禁煙すると同じ5年間にたばこを吸い続けていた人と比べ、肺がんリスクが約39%低下する」という朗報を伝えるものとなった。だが、論文は同時に「肺がん発症のリスクは禁煙してから25年がたつ人でも、喫煙の経験がない人と比べて3倍ほど高い」という“凶報”ももたらした。

論文の共著者であるヴァンダービルト大学医学部のマシュー・フライバーグ教授は、「禁煙の重要性は、どれほど強調してもしすぎることはない。過去にヘビースモーカーだった人は、最後の1本を吸ってから数十年がたっても肺がんリスクは高いままだということを認識しておく必要がある」として、調査結果は肺がん検査を受けることの重要性を強調するものだと指摘している。

米連邦政府のガイドラインは、現在喫煙している人と過去に喫煙の習慣があった人のいずれについても、肺がん検査を保険の適用対象としている。だが、15年以上前に禁煙した人の場合は対象外だ。一方でヴァンダービルト大学の研究では、肺がんを発症した人の40%は禁煙から15年が経過した後にがんが見つかっている。つまり、現行のガイドラインには見直しが必要だと考えることができる。

たばこは1本でも吸えば、DNAを損傷する。肺だけでなく、その他のいくつかの器官も同様の影響を受ける。これまでに16種類のがんで、喫煙との関連が確認されている。論文の筆頭著者であり、同大学のたばこと依存症、生活習慣に関する研究機関の所長であるヒラリー・ティンドルは、喫煙すると比較的短い期間で肺がんリスクが低下することが確認された今こそ、禁煙に取り組むべきだと述べている。

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たばこ、聴力落ちるリスクも ニコチンが内耳に影響か

たばこ、聴力落ちるリスクも ニコチンが内耳に影響か

https://www.asahi.com/articles/ASL3N73Z1L3NULZU017.html

2018年4月2日10時55分

 喫煙は耳の聞こえにも悪い影響をもたらすらしいことが、約5万人を対象とした国立国際医療研究センター(東京都)などの調査でわかった。たばこの煙が音を聞き取る細胞にダメージを与えるらしい。禁煙すれば、聴力が落ちるリスクは下がることもわかった。

 関東などに本社のある八つの企業に勤める20~64歳の男女5万195人について、喫煙状況を含む2008~10年の健診データを提供してもらい、その後に聴力低下が起きていないか、検査結果を16年春まで追跡した。この間に約3500人が高音域を、約1600人が低音域を聞き取りにくくなった。

 年齢や高血圧、糖尿病の有無などを踏まえて分析すると、たばこの本数が多いほど聴力低下の傾向があり1日21本以上吸う人は吸わない人に比べて高音域で1・7倍、低音域で1・4倍だった。調査時に5年以上禁煙していた人では、聴力低下のリスクは吸わない人とほとんどかわらなかった。

 ニコチンの毒性や血流の悪化などがもとで、内耳の細胞の働きが落ちると推定されている。普及が進む加熱式たばこもニコチンを含むため、内耳の細胞に影響して聴力低下のリスクを高めると予測される。

 聴力は、年齢によっても高音域を中心に徐々に落ちる。研究チームの溝上哲也部長(疫学)は「昔はジャズ喫茶などでたばこを吸いつつ音楽を聴くのが一つのスタイルだったが、高音質の演奏を長く楽しむためにも、禁煙をすすめたい」と話す。中年期の聴力の低下は、認知症にかかるリスクを高めることも指摘されている。(編集委員・田村建二)

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「加熱式たばこ」から発がん性物質を6つ検出 JTは「健康被害は12%以下」と回答

「加熱式たばこ」から発がん性物質を6つ検出 JTは「健康被害は12%以下」と回答

2018年07月02日 06時25分</p> 東京五輪に向け、禁煙化、分煙化は加速。肩身が狭い愛煙家も多いだろう。そんなご時勢で、急激に浸透しているのが「加熱式たばこ」。副流煙や臭いが出ず、周囲への迷惑が少ないうえに、タールなどの有害物質も大幅カットという触れ込みで、健康を気遣う愛煙家に大人気だ。
 ところが、衝撃的なニュースが飛び込んできた。「韓国の行政機関である食品医薬品安全処が、韓国国内で販売中の加熱式たばこの調査を実施しました。フィリップモリス社の『アイコス』、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)コリア社の『グロー』、韓国たばこ最大手・KT&Gの『リル』の3製品を対象に、ニコチンとタール、WHOが低減を促す9つの有害物質の含有量を分析。その結果、発がん性物質を6つ検出。タールやニコチンも、紙巻きと比べて特に少ないわけではなかったというんです」(全国紙社会部記者)
 その報告によると、ニコチン含有量は1本当たりの平均で、アイコスが0.5ミリグラム、グローが0.1ミリグラム、リルが0.3ミリグラム。一方のタールも、アイコスが9.3ミリグラム、グローが4.8ミリグラム、リルが9.1ミリグラムという結果が出たのだという。「これは一般の紙巻きたばこと同程度の量です。加熱式たばこのパッケージには、紙巻きたばこのようにニコチンやタールの含有量は記載されてないので、その数字に驚いた人も多いでしょうね」(前同)
 さらには、こんな結果も。「ベンゾピレンやベンゼンなどの発がん性物質が含まれていると指摘。つまり、加熱式たばこが紙巻きたばこより害が少ないという根拠はないとの見解を示したんです」(同)
 はたして、これは事実なのか。実際に加熱式たばこのメーカーを直撃してみた。まず、加熱式たばこプルーム・テック(今回の調査の対象外)を展開する、日本のたばこ最大手・JTに話を聞いてみると、「プルーム・テックはWHOが指定する9物質が紙巻きたばこと比較して、99%除去されています。健康被害に関しても、12%以下という安全性になっている。これが当社製品のデータです」(JT広報) 発売当初の謳い文句そのままの回答だった。
 また、今回、ヤリ玉に上がったアイコスに関してフィリップモリス・ジャパンの広報は、米本社のホームページに韓国の調査を否定する見解を示しているとのみ、メールで回答。また、同カスタマーセンターは、「マスコミ対応はできない」と前置きしたうえで、「加熱式たばこは、紙巻きとは違うために、ニコチンやタールの含有量を表記していません。ただ一般的には、ニコチンやタール、発がん性物質は、紙巻きたばこと比較して、90%程度削減されています。ですから、韓国からのデータとの違いについては、なんとも申し上げられません」
 いずれも、今回の報道への対応は、かなり慎重になっているようだ。「加熱式たばこの有害性については、これまでも世界各国の研究機関から報告されています。しかし、検査方法もまちまちで、説得力に乏しいものも多い。今回も、健康被害を実証する決定的な根拠は、今のところ報じられていません」(医療ジャーナリスト)
 愛煙家にとっては気になる加熱式たばこ騒動。煙は出ないのに、すっかり煙に巻かれてしまった。

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「孤独」は本当に心臓に悪い 疎外感の健康ダメージ=たばこ1日15本分

「孤独」は本当に心臓に悪い 疎外感の健康ダメージ=たばこ1日15本分

https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2018/06/115-1.php

2018年6月18日(月)17時05分 ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

<一人暮らしであるかよりも孤独かどうかが、早期死亡、メンタルヘルスの悪化に大きく影響する>

心臓は時に、心の状態に大きく影響を受ける。例えば、たこつぼ心筋症。失恋によって突然、激しい胸の痛みが引き起こされ、重い心筋障害の引き金となる場合がある。
最新の研究によると、孤独と早死には強い関連があるという。
アイルランドの首都ダブリンで開催された欧州心臓病学会で、コペンハーゲン大学病院のAnne Vinggaard Christensenとそのチームが、孤独と健康リスクの関連について発表を行った。 心疾患、心不全、不整脈を抱える1万3463人を対象とした研究で、身体および心の健康状態、ライフスタイル、喫煙習慣、そして交遊関係に関するアンケートから得たデータが使用されている。
なかでも交遊関係についての設問は、特に慎重にかつ綿密に作られた。孤独なことと1人でいることは同義ではないため、幅広く情報を集めることが重要だったからだ。アンケートは、1人暮らしか、孤独と感じたことがあるか、誰かと話をしたいと感じたことがあるかといった問いが中心になった。
「テレビが1番の友人」は390万人
「孤独はかつてないほど蔓延している。多くの人が1人で生活をしている」と、Christensenは言う。
英デイリー・メールによると、アメリカの人口の4分の1は一人暮らし。孤独な45歳以上は約4260万人にのぼる。一方イギリスでは、390万人がテレビが1番の友人としている。
Christensenによると「早期死亡、メンタルヘルスの悪化、生活の質低下には、一人暮らしであるかよりも孤独かどうかが男女ともに大きく影響する」。これは心臓疾患の種類に関わらず当てはまるそうだ。患者の年齢、教育水準、そのほかの健康上の問題と既往歴、BMI(ボディマス指数)、喫煙、アルコール摂取量を考慮し、差し引いても結果は同じだった。孤独は女性の場合には死亡のリスクを2倍に、男性の場合にも同程度まで高めると結論づけられた。
さらに悪いことに男女問わず孤独は、生活の質を極端に低下させる悪影響もたらし、不安症と鬱病のリスクを3倍に高める。
【参考記事】離婚で「早死にリスク50%アップ」 夫や妻の小言もあるうちが花
Christensenは「社会的支援を享受できていない人は、医療からも遠ざかり不健康なライフスタイルを送りがちになる。自分に対しての十分なケアができず、結果として『孤独=悪』という仮説の大きな裏付けとなる」と説明する。「我々は孤独がいまだかつてないほど当たり前の時代に生きていて、医療従事者はこの事実を受け入れ正しくリスクを評価しなければならない」
孤独の健康被害はタバコ1日15本分に相当!?
ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」オーストラリア版は、孤独と健康への悪影響の関連を発表した過去の研究にも言及した。たとえば、満足な社会的支援を受けていない場合、その被害はタバコを1日15本吸うのと同程度だという。孤独が炎症を悪化させるという報告もある。石器時代、1人でいることが脅威だったのを身体が覚えているのではないかというのだ。
昨年8月には、孤独は肥満と同程度の健康被害をおよぼすという研究発表があった。
いかなる理由にせよ、孤独は肉体面でも精神面でも悪影響をおよぼす。しかし、社会との関わりにより、早死のリスクは減らすことができる。人生の辛い時期を無事に乗り越えるために、周囲のサポートやネットワークを今一度見直すことが長生きへの第一歩かもしれない。

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市長の「たばこは薬物」発言、市議が批判 福島・郡山

市長の「たばこは薬物」発言、市議が批判 福島・郡山

https://www.asahi.com/articles/ASL6P410ZL6PUBQU004.html

見崎浩一2018年6月21日14時00分

 福島県郡山市の品川万里市長が「たばこは薬物」と発言したことを巡り、19日の市議会一般質問で真意を問いただすなどの議論があった。品川市長は発言を認めたが、「今後発言には十分言葉を選んでいきたい」などと述べ、議員の謝罪要求に対しては明言を避けた。
 郡山市では2020年11月に日本禁煙学会の学術総会が開催される予定で、実行委員長の医師が今月4日、品川市長を表敬訪問して協力を要請した。その際、品川市長は「たばこは嗜好(しこう)品ではなく薬物。私は市民の健康を守りたい」などと発言したとされる。
 これに対し、市議2人が「薬物は覚醒剤を連想させ、郡山のトップリーダーとして発言すべきではない」「市民にはたばこ生産農家や販売業者もいる。侮辱的な発言、おわびすべきだ」と指摘した。
 品川市長は19日の市議会で「医師との対話での発言」とした上で、「医学的には生体への薬理作用を及ぼす化学物質を薬物と言う。医学的所見に基づいて発言した」などと繰り返した。
 郡山市は受動喫煙防止を目的に昨年12月から市施設敷地内を全面禁煙にしたが、市議会は適正な分煙環境を求める請願を3月に採択している。

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市長が「たばこは薬物」発言、市議追及にも抗弁

市長が「たばこは薬物」発言、市議追及にも抗弁

2018年06月20日 07時35分

 市公共施設の全面禁煙に取り組む福島県郡山市の品川万里市長が、「日本禁煙学会」の幹部に「たばこは嗜好しこう品でなく、薬物」と発言したとして、19日の市議会6月定例会で議員から質問が相次いだ。品川市長は「医学的所見に基づいて発言した」と抗弁した。

 発言は、2020年に同市で開催される同学会の学術総会に関して今月4日、実行委員長から協力を求められた際にあった。併せて、品川市長は「市民の健康を守りたい」と語ったという。

 この日の一般質問では「発言は事実か」「大麻や覚醒剤と違い、たばこは合法物質だ」など、発言の真意をただす質問や意見が相次いだ。「たばこの生産農家や販売業者の市民もいる。おわびの言葉はないのか」と問われると、品川市長は「今後はTPOなどを念頭に置きながら十分に言葉を選んで話をしていきたい」と答えるにとどめた。

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