たばこの胎児への害

父親の喫煙が「遺伝的に」子や孫の認知障害を引き起こすという研究

父親の喫煙が「遺伝的に」子や孫の認知障害を引き起こすという研究

https://news.nicovideo.jp/watch/nw4046500

2018/10/19 08:01

Point

・父親の喫煙は、その子どもや孫に認知障害を引き起こす要因になることが判明

・父親の喫煙が引き起こす子世代以降の認知障害は、受動喫煙などの環境的因子ではなく、脳の発達を司る精子内の遺伝子が後成的に変更されることが要因

・これまでは主に妊婦だけに禁煙が求められていたが、今後は父親にも同じように禁煙を呼び掛けることが必要

愛煙家にはかなりの悲報です。妊婦さんたちはよく禁煙が要求されますが、父親はどうでしょうか?

父親の喫煙が、子どもだけでなくその後に続く世代においても認知障害を引き起こす可能性が、最近の研究で明らかになりました。研究を行ったのはフロリダ州立大学のPradeep Bhide氏らです。研究内容は、オープンアクセスの雑誌PLOS Biologyに掲載されました。

Nicotine exposure of male mice produces behavioral impairment in multiple generations of descendants

https://journals.plos.org/plosbiology/article?id=10.1371/journal.pbio.2006497

以前より母親の喫煙は、子孫にADHDなどの行動障害を引き起こす危険因子になるといわれてきましたが、同じことが父親にも当てはまるかどうかは明らかになっていませんでした。その理由の一つは、ADHDの遺伝的素因などの遺伝的因子と、たばこの煙への直接暴露などの環境的因子を区別することが難しいことです。この問題に対処するため、Bhide氏らはあるマウス実験を行いました。

まず、雄のマウスに、精子を生産する時期の12週間、濃度0.02パーセントのニコチン水を飲み水として与え続けました。その後、ニコチンを摂取したことのない雌と交配させ、親マウスと子マウスの歩行活動、作業記憶、注意などを調査。その結果、雄の親マウスの認知行動には問題が見られませんでしたが、子マウスでは雄雌ともに多動、注意欠陥、認知柔軟性(思考や行動を状況にあわせて柔軟に調整する能力)の障害などが観察されました。

さらに、子マウスをニコチンを摂取したことのない相手と交配しても、雌の子マウスから生まれた雄の孫マウスに、認知柔軟性の顕著な障害が見られました。

また、最初にニコチンを与えた雄の親マウスの精子を調べたところ、脳の発達や学習に重要な役割を果たすドーパミンD2受容体遺伝子を含む複数の遺伝子のプロモーター領域のDNAメチル化が後成的に変更されていることがわかりました。これは、こうした遺伝子の変更が子孫の認知障害を引き起こす可能性を示唆しています。雄のマウスのニコチン摂取は、精子のDNAを書き換え、こうして何世代にもわたって子孫の行動を変化させてしまうのです。

ニコチン摂取や喫煙がさまざまな後成的変化をもたらすことは過去の研究でも明らかでしたが、注目すべきは、それが母親の喫煙にだけに限るのものではないこと、そして父親の喫煙による子や孫への悪影響が受動喫煙などの環境的因子によるものではなく、遺伝子そのものが要因だったということです。「今回の発見は、母親だけではなく、父親の喫煙が子どもたちの健康に与える影響について、さらなる研究が必要なことを表しています」と、Bhide氏は研究の焦点を広げることの重要性を訴えています。

 

これからは、妊婦さんだけではなく、お父さんたちにも公平に禁煙を呼び掛けること大事になってくるかもしれません。

 

| | トラックバック (0)

妊娠中の“受動喫煙”めぐる体験談が話題に、妊婦と胎児への影響とは? 医師に聞く

妊娠中の“受動喫煙”めぐる体験談が話題に、妊婦と胎児への影響とは? 医師に聞く

https://news.nicovideo.jp/watch/nw3966071

2018/10/03 06:10

 タバコが妊婦と胎児にもたらす影響について先日、SNS上で話題になりました。妊娠中の喫煙は胎児に悪影響を及ぼし、先天異常の原因となることが知られています。しかし、受動喫煙による影響については、喫煙者・妊婦ともに、正しく理解していない人も少なくないようです。

 SNS上では「妊娠中に会社の飲み会に顔を出した時、上司が無断でタバコを吸い始めて驚いた」「妊娠中、お酒は飲まないけど全面喫煙可の居酒屋によく行っていた」といった体験談に対し、「妊婦の目の前でタバコを吸うなんて信じられない」「妊婦は喫煙できる店に行っちゃダメ」「認識が甘すぎる」など、さまざまな声が上がっています。

 受動喫煙は、妊婦と胎児にどのような影響を及ぼしうるのでしょうか。医師の尾西芳子さんに聞きました。

喫煙者本人ほどの害ではない

Q.まず、妊婦自身が喫煙した場合、母体・胎児にはどのような影響があるのでしょうか。

尾西さん「妊娠中にタバコを吸うとニコチンの作用で血管が収縮し、子宮や胎盤の血流が減ったり、一酸化炭素によって胎児が低酸素状態となることで、流産や早産、死産のリスクが高まったりします。

さらに、妊娠高血圧症や前置胎盤、胎盤早期剥離といった妊娠合併症のリスクや、産まれてくる赤ちゃんが小さい低体重出生児や、産後の乳幼児突然死症候群のリスクも増加します」

Q.妊婦が受動喫煙した場合の影響についてはどうでしょうか。

尾西さん「主流煙(喫煙者本人が数煙)よりも副流煙(受動喫煙者が吸い込む煙)の方が有害物質の量は多いですが、周りの空気で薄まるため、喫煙者本人ほどの害ではありません。ただし、受動喫煙の場合も喫煙しているのと同様に胎児への悪影響があります」

Q.近年は電子タバコも普及していますが、妊婦・胎児への影響はどのようなものでしょうか。

尾西さん「電子タバコは『リキッド』と呼ばれる液体を水蒸気化させ、その蒸気を吸うものです。タールや一酸化炭素、ニコチンなどの有害物質が“軽減”されるというのが売りですが、ゼロというわけではないため注意が必要です。

また、最近人気の『アイコス』『プルームテック』などは電子タバコとは違い、タバコの葉を使用した加熱タバコです。ニコチンはしっかり含まれているため、胎児へのリスクは一層深刻です。

妊婦さん自身の喫煙だけでなく、受動喫煙も同様ですので、臭いがないことにだまされないようにしてください」

Q.妊娠中、タバコとの関わり方で気を付けるべきことはありますか。

尾西さん「お母さんが妊娠初期に喫煙していると、子どもの学童期の肥満やADHD、成人してからの生活習慣病のリスクが増加すると報告されています。つまり、妊娠中だけでなく、子どもの未来に関わってくる問題です。

また、出産後に赤ちゃんがタバコにさらされると、乳幼児突然死症候群、ぜんそく、中耳炎、IQ低下などの悪影響があるため、子どもの将来を見越してタバコとの関わり方を考えましょう。

換気扇の下や室外ならば、タバコを吸ってもいいという人もいるかもしれませんが、煙の害を完全には取り除けない上、吸った後3分程度は、吐く息の中にタバコの成分が残っています。妊婦さん本人だけでなく、周囲の人の配慮も必要です」

ライフスタイルチーム

| | トラックバック (0)

妊娠中の“受動喫煙”めぐる体験談が話題に、妊婦と胎児への影響とは? 医師に聞く

妊娠中の“受動喫煙”めぐる体験談が話題に、妊婦と胎児への影響とは? 医師に聞く

https://news.nicovideo.jp/watch/nw3966071

2018/10/03 06:10

 タバコが妊婦と胎児にもたらす影響について先日、SNS上で話題になりました。妊娠中の喫煙は胎児に悪影響を及ぼし、先天異常の原因となることが知られています。しかし、受動喫煙による影響については、喫煙者・妊婦ともに、正しく理解していない人も少なくないようです。

 SNS上では「妊娠中に会社の飲み会に顔を出した時、上司が無断でタバコを吸い始めて驚いた」「妊娠中、お酒は飲まないけど全面喫煙可の居酒屋によく行っていた」といった体験談に対し、「妊婦の目の前でタバコを吸うなんて信じられない」「妊婦は喫煙できる店に行っちゃダメ」「認識が甘すぎる」など、さまざまな声が上がっています。

 受動喫煙は、妊婦と胎児にどのような影響を及ぼしうるのでしょうか。医師の尾西芳子さんに聞きました。

喫煙者本人ほどの害ではない

Q.まず、妊婦自身が喫煙した場合、母体・胎児にはどのような影響があるのでしょうか。

尾西さん「妊娠中にタバコを吸うとニコチンの作用で血管が収縮し、子宮や胎盤の血流が減ったり、一酸化炭素によって胎児が低酸素状態となることで、流産や早産、死産のリスクが高まったりします。

さらに、妊娠高血圧症や前置胎盤、胎盤早期剥離といった妊娠合併症のリスクや、産まれてくる赤ちゃんが小さい低体重出生児や、産後の乳幼児突然死症候群のリスクも増加します」

Q.妊婦が受動喫煙した場合の影響についてはどうでしょうか。

尾西さん「主流煙(喫煙者本人が数煙)よりも副流煙(受動喫煙者が吸い込む煙)の方が有害物質の量は多いですが、周りの空気で薄まるため、喫煙者本人ほどの害ではありません。ただし、受動喫煙の場合も喫煙しているのと同様に胎児への悪影響があります」

Q.近年は電子タバコも普及していますが、妊婦・胎児への影響はどのようなものでしょうか。

尾西さん「電子タバコは『リキッド』と呼ばれる液体を水蒸気化させ、その蒸気を吸うものです。タールや一酸化炭素、ニコチンなどの有害物質が“軽減”されるというのが売りですが、ゼロというわけではないため注意が必要です。

また、最近人気の『アイコス』『プルームテック』などは電子タバコとは違い、タバコの葉を使用した加熱タバコです。ニコチンはしっかり含まれているため、胎児へのリスクは一層深刻です。

妊婦さん自身の喫煙だけでなく、受動喫煙も同様ですので、臭いがないことにだまされないようにしてください」

Q.妊娠中、タバコとの関わり方で気を付けるべきことはありますか。

尾西さん「お母さんが妊娠初期に喫煙していると、子どもの学童期の肥満やADHD、成人してからの生活習慣病のリスクが増加すると報告されています。つまり、妊娠中だけでなく、子どもの未来に関わってくる問題です。

また、出産後に赤ちゃんがタバコにさらされると、乳幼児突然死症候群、ぜんそく、中耳炎、IQ低下などの悪影響があるため、子どもの将来を見越してタバコとの関わり方を考えましょう。

換気扇の下や室外ならば、タバコを吸ってもいいという人もいるかもしれませんが、煙の害を完全には取り除けない上、吸った後3分程度は、吐く息の中にタバコの成分が残っています。妊婦さん本人だけでなく、周囲の人の配慮も必要です」

ライフスタイルチーム

| | トラックバック (0)

ありそうでなかった、ママたちへの「タバコ」に関する実態調査とは

ありそうでなかった、ママたちへの「タバコ」に関する実態調査とは

https://select.mamastar.jp/265781

2018/09/01

ママたちへの「タバコ」に関する実態調査というのはあまり目にしたことがないのではないでしょうか? 今回、ママとタバコに関する意識調査が行われましたので、その結果をもとにママとタバコについての意見や、禁煙、タバコへの付き合い方について考えてみましょう。

ママのタバコと育児に関する意識調査

2018年7月29日~2018年8月5日に行われたこの調査は、「家族の健康を支え笑顔をふやす」をミッションとし、妊娠、育児中のママ向けにツールアプリやメディアを展開する「株式会社カラダノート」が、育児中のママ2,230名のうち、「喫煙経験がある」と回答した802名のママたちにアンケート調査を実施しました。

ママたちの喫煙事情、禁煙事情

喫煙というと気になるのが妊娠出産時の「禁煙事情」です。今回のアンケート結果では、喫煙経験があると答えた802名のママのうち、「妊娠や出産をきっかけに禁煙をしたことがある」と答えたのは483名となりました。割合でみると喫煙経験ありのママの約6割に当たります。さて、この数字は多いと受け止めてよいのか、少ないと受け止めるべきなのか、難しい問題ではないでしょうか。

産後の喫煙再開は?

産後タバコを吸い始めた時期
妊娠出産を機にきちんと禁煙ができたものの、産後に喫煙を再開したママは、喫煙経験のあるママのうち15%に及ぶ121名にものぼりました。そのうち、54.5%は産後3か月以内に喫煙を再開したと答えています。産後1年未満と答えたのは全体の78.5%となっており、産後1年の間に喫煙を再開してしまうママの数が多数ということが分かりました。

どうして喫煙を再開したの?

喫煙再開した理由
せっかく妊娠・出産を機に禁煙ができたのに、喫煙を再開してしまったのか。ママたちの意見をみると、一番の原因となっているのは「イライラやストレス(35.5%)」のようです。イライラやストレスを溜めこんでしまう原因としてあげられたのは、育児や夫、周囲の人からによるものが圧倒的だそうです。慣れない育児の中で、蓄積される疲労や育児や生活に関するさまざまな不安が、ストレスとなってママたちを追い詰めてしまうのかもしれません。次いであげられた喫煙再開の原因は「まわりが吸っていたから」と「母乳を卒業したから」という意見が8.26%と同率2位となっています。

子どもへのたばこの影響

喫煙する、しないはママだけの問題ではありません。どうしてもやめられず喫煙を再開してしまう気持ちがあるのかもしれませんが、子どもたちへの影響を常に忘れないでほしいと願います。

妊娠中の喫煙が及ぼす影響

たばこの煙には有害物質が数多く含まれており、ニコチンや一酸化炭素があります。妊娠中の喫煙は、ニコチンが血管を収縮させて、子宮胎盤循環血液量を減少させます。一酸化炭素は血液の酸素運搬能を低下させることで組織中への酸素の放出を阻害し、お腹の中の赤ちゃんは低酸素状態に陥ります。これらの影響で喫煙しない妊婦さんと比較すると平均200gも出生体重が低くなっています。それだけではなく、妊娠中の喫煙は、自然流産の発生率が約2倍、早産率が約1.5倍、周産期死亡率は1.4倍も高くなるといわれています。

授乳期の喫煙が及ぼす影響

授乳をしている時期のママの喫煙は、喫煙をしないママと比較すると、母乳の分泌量が10~20%低下し、その低下率は喫煙量の多さに比例して著しいと明らかになっています。また授乳することで赤ちゃんにもニコチンの影響があります。1日20本喫煙するママから授乳されている赤ちゃんには、嘔吐、下痢、脈拍増加、落ち着きがないなどの症状が表れやすいという結果が出ています。
アンケート結果の中に「授乳間隔があいたときなどに吸うようにしている」と答えたママが5.78%もいたようですが、授乳時期は子どものためにも禁煙するよう努めてください。

受動喫煙が及ぼす影響

ママが喫煙しなくても、パパや周囲の方が喫煙することで受動喫煙となり、ママや赤ちゃんの血液中のニコチン濃度が上昇します。受動喫煙は赤ちゃんにも影響を及ぼし、小児呼吸器疾患の発症や乳児突然死症候群の発症率も上がってしまいかねません。

ママとタバコ、正しい付き合い方を考える

タバコはマナーを守って子どもファーストに考えることができれば、絶対に禁煙しなければいけないというわけではないでしょう。もちろんママ自身や、子どもたちのことを考えると喫煙しない方が体に及ぼす悪影響は少ないですが、喫煙することでママの心が少しでも楽になるのであれば、それを強制することは誰にもできないのではないでしょうか?

『子どもの前で吸わない、子どものいる部屋で吸わない』

今回のアンケートではこのようなママのコメントもあったそうです。このことを徹底しているママは全体の57.85%を占めています。全体のおよそ半分しかいないと思うかもしれませんが、これだけでも徹底してくれるママがいることに安心しました。もちろん、もっとパーセンテージが増えてほしいのが本音ですが……

子どもを受動喫煙から守ろう

ママと子ども、その生活の中からタバコとの付き合い方を考えるとすれば、受動喫煙から子どもを守ることではないでしょうか。子どもがいる前では吸わないのは基本で、子どもがいる室内・車内では喫煙しないことを徹底していただければと思います。

受動喫煙以外にも危険は潜んでいる

ベランダなどで喫煙をしていて、吸殻をそのままにしているのも危険です。また、容易に子どもの手が届くところにタバコなどを置いておくのも大変危険です。実際アンケート結果の中にも、誤飲を防ぐために保管場所に気を配るようにしていると答えたママもいました。それでもタバコの誤飲による事故は後を絶ちません。平成15年に行われた調査によると、タバコの誤飲に関する報告は誤飲事故における40.7%となる350件が報告されていました。タバコそのものが194件、たばこの吸い殻が145件、タバコの溶液が11件と決して他人事ではない数字です。特にタバコの誤飲が多い子どもの年代は、ハイハイやつかまり立ちをはじめる6~11か月の乳児に集中している結果も出ています。何かあってからでは取り返しがつきませんので、しっかりと保管・管理を行うようにしましょう。

喫煙するならどう付き合っていくかをよく考えよう

ワンオペ育児(※)などの言葉があるように、小さな子どもを抱えたママの育児は孤独であったり、家族などの周囲の人に理解してもらえなくてストレスフルになることもあるでしょう。そのようなときに、少しの逃げ場であったり、気持ちを支えてくれるのがタバコであるのかもしれません。

『衣類にタバコの匂いがつかないように上着を着て吸う』

『なるべく吸わないようにのど飴をなめ続ける』

『吸ったあとは清涼菓子・歯磨き・手洗い』

一般的な喫煙のマナーやルールだけではなく、ママ自信が喫煙に関する独自のルールを決めて、きちんと守るようにしているという努力の声もアンケートの中にありました。禁煙できるのが一番ですが、無理に禁煙してひずみが起こってしまうことも心配です。それならルールやマナー、モラルを徹底して守りながら、タバコとうまく付き合う方法を模索することもありではないでしょうか。

※育児の当事者たち(主に母親)が使う俗語。ブラック企業の「ワンオペ(長時間1人で清掃・調理・仕入れなどすべての業務をこなす)」労働が、母親たちの家事育児などの労働とそっくりなことから、ネットを中心に2015年頃から母親たちの間で広まり始めた。
参考:内閣府「「ワンオペ育児」の現状」

文・櫻宮ヨウ 編集・木村亜希

| | トラックバック (0)

子どもの加熱式たばこ誤飲が急増 日本中毒情報センターが注意喚起

子どもの加熱式たばこ誤飲が急増 日本中毒情報センターが注意喚起

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/686356

2018年8月28日 午前11時00分

 加熱式たばこを誤飲したとの相談が増えているとして、日本中毒情報センターが注意を呼び掛けている。

 2016~17年、全国に発売が拡大されるのに伴って相談が増加。月に100件以上になり、紙巻きたばこの相談が減ったこともあって、昨年11月以降は加熱式が件数で上回っている。

 多くは子どもで、手の届く場所に置いた箱や、使用後に捨てたごみ箱から取って口にするケースがある。大人でも、使用後のカートリッジを浸した水やお茶を誤飲する例があった。

 ニコチンを含む製品を誤飲すると、紙巻きたばこと同様に、吐き気や顔色が悪くなるなどの症状が出ることがあるという。

 誤飲事故を防ぐために同センターは▽たばこの箱を手の届かない場所に保管する▽使用後の器具やカートリッジは、すぐに子どもの手の届かない場所へ片付ける▽使用後のカートリッジを飲料の缶やペットボトルに入れない―としている。

| | トラックバック (0)

妊娠中の喫煙、子の聴覚に影響

妊娠中の喫煙、子の聴覚に影響

https://jp.reuters.com/article/idJP2018070201002299

2018年7月2日

 妊娠期に喫煙していた母親の子どもは、喫煙していなかった母親の子どもと比べ、聴覚障害の疑いがあるとの判定を1・75倍受けやすいことが、約5万組の母子のデータ解析で分かったと、京都大の川上浩司教授らのチームが2日発表した。

 神戸市との共同研究で、出生後に受動喫煙に遭う環境に置かれている場合は、さらに悪影響があることも判明した。

 チームは2004~10年に、神戸市が実施した乳幼児健診を受けた約5万組の母子のデータのうち、3歳児健診での結果を基に、妊娠期の母親の喫煙と、生後の受動喫煙、聴覚検査の結果を調べた。

【共同通信】

| | トラックバック (0)

受動喫煙で子の聴覚障害リスクが2.35倍に

受動喫煙で子の聴覚障害リスクが2.35倍に

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180627-OYTET50009/

2018年7月1日

 受動喫煙は子供にさまざまな悪影響を及ぼす。京都大学大学院の川上浩司教授らの研究グループは、妊娠中の母親の喫煙や出産後の受動喫煙が子供の聴覚障害リスクを上昇させることを Paediatr Perinat Epidemiol( 2018年6月5日オンライン版 )に報告した。

妊娠中の母親の喫煙と生後の受動喫煙で子供の10.3%に聴覚障害

 研究グループは、2004~10年に生まれた5万734人の子供の母親に対して、喫煙や子供の受動喫煙の状況についてアンケートを行った。その結果、約75%は母親の喫煙歴も生後の受動喫煙もなかったが、15.2%(7,733人)の母親に妊娠前の喫煙歴があった。3.8%(1,947人)の母親は妊娠中も喫煙していた。

 母親の喫煙歴はないが、生後に受動喫煙を受けていたのは3.9%(1,996人)で、妊娠前の母親の喫煙歴があり、生後に受動喫煙を受けていたのは1.6%(829人)であった。妊娠中の母親の喫煙に加えて生後の受動喫煙を受けていた例も0.9%(479人)存在した。

 3歳の時点で4.6%の子供に聴覚障害があった。母親の喫煙歴と受動喫煙の両方がない子供の聴覚障害の割合は4.1%であったが、母親が妊娠中に喫煙し、生後の受動喫煙を受けていた子供では10.3%と2倍以上だった。

 子供が聴覚障害になる危険性は、母親が妊娠前に喫煙していた場合は1.26倍、生後に受動喫煙を受けていた場合は1.3倍、母親の妊娠前の喫煙と生後の受動喫煙がある場合は1.62倍、母親が妊娠中に喫煙していた場合は1.68倍に増大した。母親が妊娠中に喫煙し、さらに生後に受動喫煙を受けていた場合は2.35倍に増大した。

 また、危険性は妊娠中の母親の喫煙本数が増えるほど高まる。喫煙本数が1日10本未満の場合は1.63倍、10本以上の場合は1.9倍であった。

 研究グループは「妊娠中の母親の喫煙と出産後の受動喫煙は、子供の聴覚障害の危険性を高めることが明らかとなった。これらを避けることで、子供の聴覚障害の危険性を下げる可能性がある」と結論した。また、生後に受動喫煙を受けるよりも、母親が妊娠中に喫煙していた方が危険性が高かった点について「胎児は母親よりも体内のニコチン濃度が高くなることに加え、発達中の胎児の蝸牛はニコチンや他の化合物の毒性の影響を受けやすいのかもしれない」と付け加えた。(あなたの健康百科編集部)

| | トラックバック (0)

【経済】肺がん患者の低年齢化 中国で2歳の乳児が罹患

【経済】肺がん患者の低年齢化 中国で2歳の乳児が罹患

2017年10月18日16時54分

 中国で肺がん患者の低年齢化が進んでいる。これまで判明した最年少の肺がん患者は大連出身の2歳児。中国メディア・半島晨報が12日に報じた。

 この2歳児の両親は喫煙していないが、母親が妊娠6ヶ月のとき、内装が終わったばかりの新居に引っ越した。「ペンキなどの刺激臭はしばらく続いていた」という。また、市販のお菓子を月齢15ヶ月のときから食べているのも原因の一つだと両親は推測する。

 住宅内装材にホルムアルデヒド、アンモニア、ベンゼンなどの化学物質が含まれている。ホルムアルデヒドは世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)に、発がんリスクが最も高い「グループ1(人に対する発がん性が認められる)」の化学物質に指定されている。

 最近の調査によると、中国の肺がん患者は若年化している。30ー40代の患者は増加傾向にある。患者の多くは男性と喫煙者。近年、女性患者も増えており、受動喫煙や大気汚染が主要原因だとみられる。

 全国腫瘍登録センターの最新資料によると、中国では毎年、小児がん患者は3万?4万人のペースで増えている。発症率は100万分の100を超えている。つまり、1万人の子供に1人が罹患することになる。

 重慶医科大学付属子ども病院腫瘍外科の王珊主任によると、2016年に腫瘍外科で2702人の小児がん患者が治療を受け、患者数が毎年10%のペースで増えている。

(翻訳編集・李沐恩)

| | トラックバック (0)

子供の誤飲、たばこが2割 15年度厚労省まとめ

子供の誤飲、たばこが2割 15年度厚労省まとめ

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26HDV_X21C16A2CR0000/

  2016/12/27 9:29

 2015年度に家庭で起きた子供の誤飲事故の原因は「たばこ」が22.0%で最多だったことが26日、厚生労働省のまとめで分かった。うち約8割は家庭内に喫煙者がいた。厚労省は「たばこや灰皿は子供の手の届かないところに保管して」と呼びかけている。

 調査は1979年から実施し、今回で37回目。全国8カ所の病院で扱った誤飲事故286件を集計した。誤飲した製品は2年連続で最多となったたばこのほか、「医薬品や医薬部外品」が16.8%、「プラスチック製品」が14.0%、「玩具」が死亡事例1件を含む22件で7.7%だった。

 たばこを誤飲した年齢別にみると、ハイハイやつかまり立ちを始める「6~11カ月児」が49.2%と半数を占めた。具体的な事例では、子供が居間でたばこを口に入れたり、車内で吸い殻を入れた飲料を飲んだりして嘔吐(おうと)したケースなどがあった。

| | トラックバック (0)

妊娠中の検診数倍増を推奨 WHOが指針改定

妊娠中の検診数倍増を推奨 WHOが指針改定

http://blogos.com/article/197031/

| | トラックバック (0)