受動喫煙

受動喫煙症 深刻な被害 

受動喫煙症 深刻な被害 

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/list/CK2019010802000275.html

2019年1月8日

 たばこの煙に含まれる化学物質に反応し、目やのどの痛み、発疹などの症状が出る「受動喫煙症」。重症になると服に付いたわずかなたばこの臭いでも激しい症状を引き起こし、日常生活に支障が出るケースもある。日本禁煙学会(東京)は診断基準をつくって注意を呼び掛け、屋内禁煙など対策の徹底を訴える。 (河野紀子)

 

たばこ臭でも“反応” 

 「頭痛や吐き気がひどく、息苦しさもあった。近くにたばこを吸う人がいると必ず症状が出た」。昨秋、受動喫煙症と診断された愛知県の無職男性(30)は振り返る。

 昨夏に転職した携帯電話販売業の店舗に喫煙所がなく、休憩室で同僚たちの煙にさらされた。一週間で症状が出始め、悪化。煙はなくても、喫煙者の息やたばこの臭いが付いた服に反応し、息苦しくて倒れ、救急搬送されたこともあった。

 一カ月ほどで仕事は辞めざるを得ず、現在は禁煙環境の整った国外で療養する。友人や知人に相談しても理解してもらえなかったといい「たばこくらいと軽く考えず、苦しむ人がいると知ってほしい」と話す。

 受動喫煙症は日本禁煙学会の前身組織が二〇〇五年に診断基準=表参照=を策定。非喫煙者で、たばこの煙にさらされると、症状が出る人が対象となる。

 たばこの煙にはニコチンやタール、アンモニアなどの有害物質が多く含まれ、その刺激による反応とみられる。個人差があり、わずかな煙で発症する人もいる。当初は煙がなくなれば症状は治まるが、受動喫煙が続くと悪化し、煙がなくても症状が出るケースも少なくない。

写真

 根本的な治療法はなく、原因の煙から離れることと、症状を和らげる対症療法が療養の中心。職場には診断書を提出し、煙にさらされない環境整備を求めることが必要だ。

分煙では不十分

 同学会の作田学理事長(71)は「日本は欧米と比べ、屋内禁煙が徹底されておらず、受動喫煙症の患者は相当数いるはずだ」と指摘。学会に所属する医師が中心に診断しており、学会のホームページに対応可能な全国の医療機関約百施設の一覧を載せている。

 受動喫煙の被害は大きく、一六年の厚生労働省の研究班による推計では、受動喫煙が原因で肺がんや心筋梗塞などになり、亡くなる人は年間一万五千人に上る。

 自宅で家族がたばこを吸ったり、近隣住民のたばこの煙が入り込んだりして受動喫煙するケースもあり、一七年には「近隣住宅受動喫煙被害者の会」(横浜市)が結成された。東京都議で、代表代行を務める岡本光樹弁護士(36)によると、会員は全国で千五百人を超え、受動喫煙症の人も多い。

 被害の実態が明らかになる中、対策に向けた動きも。昨年七月の健康増進法の改正で、受動喫煙対策が義務付けられた。二〇年四月以降は一定の広さの飲食店は原則屋内禁煙となるほか、子どもなどが利用する学校や病院、行政機関は前倒しで今夏ごろから原則敷地内禁煙となる。東京都では昨年、従業員のいる飲食店は原則禁煙とする受動喫煙防止条例が制定された。

 作田理事長は「受動喫煙対策としては、分煙では不十分。苦しむ人を減らすため、公共施設や職場などでの屋内禁煙を徹底することが必要」と話す。

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受動喫煙で高血圧リスク上昇、行政の対策は住民の健康に直結

受動喫煙で高血圧リスク上昇、行政の対策は住民の健康に直結

https://news.nicovideo.jp/watch/nw4686923

2019/01/16 09:00

 罰則付き受動喫煙対策を盛り込んだ「改正健康増進法」の全面施行まで1年半余り。

 受動喫煙については、発がんリスクの面が強調されてきたが、このところ、高血圧への影響が指摘されている。

 名古屋大学が中心の日本多施設共同コホート研究(J-MICC Study)のおよそ3万人の非喫煙者を対象とした解析では、「ほぼ毎日」たばこの煙に暴露されている人の高血圧(140/90mmHg以上)リスクは、「時々、またはほとんどなし」という人の1.11倍になった。

 暴露時間が1日1時間増加すると、高血圧リスクが1.03倍に上昇。女性より男性のリスクが上がりやすいことも判明している。

 このほか、25歳前後のたばこを吸わない若年成人を対象に、米国の4都市(バーミングハム、シカゴ、ミネアポリス、オークランド)で受動喫煙対策(バー、レストラン、職場での禁煙)を実施している地域と、非対策地域とで血圧への影響を調査した「CARDIA」研究(追跡期間1995~2011年)によると、対策地域の参加者は非対策地域の参加者と比較し、平均収縮期血圧(上の血圧)が1.14~1.52mmHg低いことが示された。

 転勤族の血圧を調べた結果、対策地域に住んでいた期間は、上の平均血圧が低いことも判明している。その一方、拡張期血圧(下の血圧)と有意に関連したのは、レストラン内での禁煙のみで、マイナス0.58mmHgの効果が認められた。

 研究者は「上の血圧が高い人は、高血圧の診断基準に達していなくても、心血管疾患の発症リスクが高まる」とし、受動喫煙対策が地域住民に利益をもたらすと指摘している。

 20年4月に施行される国の受動喫煙対策では、喫煙専用室での喫煙や「喫煙可」との表示がある小規模飲食店での喫煙が可能。基準の緩さに各方面から疑問の声があがり、東京都など一部の自治体では、国よりもさらに厳しい条件で受動喫煙対策を推し進めている。

 国、自治体の判断の結果がでるのは十数年後。心して見守りたい。

(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

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「認知症」を予防する良い習慣・悪い習慣

「認知症」を予防する良い習慣・悪い習慣

https://news.nifty.com/article/item/neta/12101-34138/

2019年01月15日 16時45分

■脳に良い習慣と悪い習慣

■ 積極的な禁煙を!

タバコと認知症の発病には大きく関係性があり、脳のMRIを見てみるとやはり隠れ脳梗塞が多い印象を受けます。そのため、脳の機能が低下し、物忘れの自覚を訴えるのです。また、タバコは、他人への迷惑にもなります。自分だけならまだしも、他人の煙を吸ってしまう受動喫煙も認知症の発症率を上昇させてしまいます。

自分の健康を害するだけではなく、他人にも影響を与えてしまう喫煙行為。今までタバコを吸っていたとしても、健康的な行動に生活習慣が変わることで、認知機能の低下になりにくいので、いますぐに禁煙しましょう。

■コーヒーは認知症を予防する!

フィンランド・クオピオ大学およびスウェーデン・カロリンスカ研究所教授のMiia Kivipelto氏による20年以上の聞き取り調査によると、コーヒーを1日3~5杯飲む中高年は、高齢になった時に認知症やアルツハイマー病を発症するリスクが60~65%低いという結果を公表しました。

なぜ、コーヒーが有効なのかは不明ですが、カフェインやニコチン酸の原料であるトリゴネンが多く含まれているからだと推測されています。しかし、コーヒーの飲みすぎは、胃潰瘍などの原因になりますから、なにごとも程々が大切です。

■緑茶を積極的に取りましょう

緑茶に含まれるカテキンが神経細胞を保護することが動物実験でわかっており、人へもその働きがある可能性があります。

また、緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートを、人工的なアルツハイマー病マウスに投与したところ、アルツハイマー病の原因とされるベータアミロイド蛋白の生成を抑制することを認めたことから、積極的に緑茶を飲むことは認知症の予防につながるといえます。

■フラボノイドを含むワインはOK!

飲酒と認知機能の低下には諸説ありますが、ほとんどの研究結果は、ビールで350ml、ワインで150mlほどの量であれば、飲酒は認知症を遅らせる効果があるかもしれないと結論付けているものの、決して大量飲酒は勧めていません。

特にフラボノイド多く含むワインを多く摂取している人は認知機能が高いことが知られています。タバコと比べ、飲酒を肯定する研究結果が多いのですが、やはり飲みすぎには注意が必要です。

参考資料:認知症を予防する良い習慣と悪い習慣(https://allabout.co.jp/gm/gc/313823/)記事下段に記載

(文:菅原 道仁(医師))

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母がたばこを吸っていて…肺がん患者が語る“受動喫煙” 年間1万5000人死亡のワケ【北海道発】

母がたばこを吸っていて…肺がん患者が語る“受動喫煙” 年間1万5000人死亡のワケ【北海道発】

https://www.fnn.jp/posts/00400091HDK

2018年12月23日 日曜 午後6:00

“受動喫煙”は「子供に病気の種まくのと同じ」 「私の母が非常に喫煙者で、小さい頃から母の出すたばこの煙を追いかけて捕まえるっていうのが、一つの楽しい遊びなぐらいだったので。もしかしたら(肺がん)? って…。」 このように話すのは、札幌市内の耳鼻咽喉科クリニックで事務長を務める國分裕子さん(51)。國分さんは、5年前、初期の肺がんと診断され、その時、頭を過ぎったのは幼い頃の「受動喫煙」だったと言う。 國分裕子さん: 3歳くらいから小児ぜんそくと言われて、どんどんひどく、寝てられないくらいひどい状態。ゼーゼー言って、溺れるみたいにすごく苦しいんですよ。 朝になると母親におぶられ、近くの小児科で処置をしてもらう毎日。ぜんそくは中学生頃まで続いたという。 國分裕子さん: 地獄のような…溺れるような毎日で、もうこんなのが続くのが嫌だって思って、ある日、大きなぜんそくが起きた時に、押入れに閉じこもった。 死んでしまいたい―。押入れで失神しかけた時、母親に助け出された。 國分裕子さん: これ以上(受動喫煙で)苦しむ子どもを作りたくない。自分の体験って受動喫煙に沿った体験だと思うので、副流煙の中に子どもを置くのは、子どもの体の中に『病気の種』をまくのと同じ。 今すぐたばこがなくなるのは無理だと思うんです。そこにストレス発散のはけ口をそこに持っていく人もたくさんいますし、それぞれ自由なのでそれは致し方ない。なので、新しく生まれてくる子どもたち、新しい子どもたちがたばこを吸わないこと。それでゆっくりゆっくり変わっていくしかないと思います。 赤ちゃんにも影響?「因果関係は確かにある」 家庭での受動喫煙と病気の関係は―。KKR札幌医療センター 呼吸器内科の磯部医師は、無防備な子どもへの深刻な健康被害に警鐘を鳴らす。 KKR札幌医療センター 磯部宏医師: 赤ちゃんの時にたばこに接すると、ぜんそくだとか、呼吸器の疾患が多くなるっていう因果関係は確かにある。特にお母さんが吸っていると、(喘息様気管支炎になる割合は)4.5倍とか跳ね上がるデータがありますので、かなり影響すると思います。 子どもへの健康被害だけではない。受動喫煙による死者は、交通事故の死者よりも多い年間約1万5000人。そのうち2割は「肺がん」だ。 磯部宏医師: ご主人がたばこを吸わない奥さんと、ご主人がたばこを吸う奥さんを比べた場合、ご主人がたばこを吸っていると2倍近く、がんになるデータも出ています。やはり受動喫煙によって、肺がんの(発症)確率が高くなるのは間違いない。 「全社員完全禁煙」宣言…企業の取り組み加速 2018年7月、職場や飲食店など多くの人が集まる建物内を原則禁煙とする「改正健康増進法」が成立、国は2020年春の全面施行を目指している。 そんな中、2017年5月から受動喫煙対策に取り組み始めた企業が札幌市内にある。 北海道ツアーズ 吉松邦貴所長: 2020年の1月1日までに『全社員完全禁煙』を宣言して日々取り組んでおります。 旅行会社「沖縄ツーリスト」の子会社として設立された「北海道ツアーズ」。北海道内発着の旅行はもちろん、海外からの旅行客にも北海道旅行のプランを提案している。 吉松邦貴所長: 去年の5月に『禁煙をしますよ』という「宣言書」を会社(本社)に提出しました。 目的は受動喫煙の防止と禁煙。全ての社員が非喫煙者、または加熱式たばこなどの利用者であるという「宣言」をし、社員全員の署名も提出。 吉松邦貴所長: たばこを吸う人には電子たばこを支給をします。非喫煙者の方には1人1万円を支給する。電子たばこを吸う人に対しても、電子たばこから完全禁煙に図れるように、みんなでサポートしていこうという取り組みです。 紙たばこから電子たばこ、さらに完全禁煙へ。半年ごとに禁煙に向かっているか確認し、もし1人でも紙たばこに戻ってしまったら、社員から1万円が没収されるという連帯責任だ。 宣言書を提出してから1年半。禁煙に成功した社員が誕生したという。喫煙歴10年の南幸裕さん(33)は… 南幸裕さん: いつかやめないとなって気持ちはあったので、良いきっかけを頂けた。 取り組みがスタートした時、長男が産まれたばかりだったという南さん。子どものためにと奮起したが、支給された電子たばこから完全禁煙までは、容易ではなかったと言う。 南幸裕さん: 家に帰ってついつい吸ってしまうっていうのはありましたね。 南幸裕さん: (どのように克服を? )電子たばこを捨てた…。 北海道ツアーズ 平良健代表取締役社長: (禁煙化は)最終的には本人のため。根気強く、禁煙プロジェクトには賛同してもらうしかない。1人1人の社員の意識が一番大切。 “禁煙レンタカー”の成果は? サービスの質を向上させるため行った「たばこ臭の根絶」。それは、社員に対してだけではない。 吉松邦貴所長: 私たちが所有している車は全車両『禁煙』です。 グループ会社のOTSレンタカー。2016年から全ての車が禁煙だ。最近は外国人観光客の利用が6割を占めているという。 しかし、たばこが全く吸えないことによる利用客離れはなかったのか? 吉松邦貴所長: そういう方には『他のレンタカー会社さん行ってください』というくらい強い意志があります。ただ台湾とか香港とか、韓国とか、海外の方には大受けですね。 吉松邦貴所長: (より新規のお客さんがついた?)禁煙をやったからこその成果だと思ってます。  待ったなしの受動喫煙対策。「改正健康増進法」の2020年全面施行に向けて、受動喫煙対策の強化が、いま厳しく求められている。

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妊娠中の“受動喫煙”めぐる体験談が話題に、妊婦と胎児への影響とは? 医師に聞く

妊娠中の“受動喫煙”めぐる体験談が話題に、妊婦と胎児への影響とは? 医師に聞く

https://otonanswer.jp/post/25012/

2018.10.03

受動喫煙が妊婦と胎児にもたらす影響についてSNS上で話題に。医師に聞きました。

 タバコが妊婦と胎児にもたらす影響について先日、SNS上で話題になりました。妊娠中の喫煙は胎児に悪影響を及ぼし、先天異常の原因となることが知られています。しかし、受動喫煙による影響については、喫煙者・妊婦ともに、正しく理解していない人も少なくないようです。

 SNS上では「妊娠中に会社の飲み会に顔を出した時、上司が無断でタバコを吸い始めて驚いた」「妊娠中、お酒は飲まないけど全面喫煙可の居酒屋によく行っていた」といった体験談に対し、「妊婦の目の前でタバコを吸うなんて信じられない」「妊婦は喫煙できる店に行っちゃダメ」「認識が甘すぎる」など、さまざまな声が上がっています。

 受動喫煙は、妊婦と胎児にどのような影響を及ぼしうるのでしょうか。医師の尾西芳子さんに聞きました。

喫煙者本人ほどの害ではない

Q.まず、妊婦自身が喫煙した場合、母体・胎児にはどのような影響があるのでしょうか。

尾西さん「妊娠中にタバコを吸うとニコチンの作用で血管が収縮し、子宮や胎盤の血流が減ったり、一酸化炭素によって胎児が低酸素状態となることで、流産や早産、死産のリスクが高まったりします。

さらに、妊娠高血圧症や前置胎盤、胎盤早期剥離といった妊娠合併症のリスクや、産まれてくる赤ちゃんが小さい低体重出生児や、産後の乳幼児突然死症候群のリスクも増加します」

Q.妊婦が受動喫煙した場合の影響についてはどうでしょうか。

尾西さん「主流煙(喫煙者本人が数煙)よりも副流煙(受動喫煙者が吸い込む煙)の方が有害物質の量は多いですが、周りの空気で薄まるため、喫煙者本人ほどの害ではありません。ただし、受動喫煙の場合も喫煙しているのと同様に胎児への悪影響があります」

Q.近年は電子タバコも普及していますが、妊婦・胎児への影響はどのようなものでしょうか。

尾西さん「電子タバコは『リキッド』と呼ばれる液体を水蒸気化させ、その蒸気を吸うものです。タールや一酸化炭素、ニコチンなどの有害物質が“軽減”されるというのが売りですが、ゼロというわけではないため注意が必要です。

また、最近人気の『アイコス』『プルームテック』などは電子タバコとは違い、タバコの葉を使用した加熱タバコです。ニコチンはしっかり含まれているため、胎児へのリスクは一層深刻です。

妊婦さん自身の喫煙だけでなく、受動喫煙も同様ですので、臭いがないことにだまされないようにしてください」

Q.妊娠中、タバコとの関わり方で気を付けるべきことはありますか。

尾西さん「お母さんが妊娠初期に喫煙していると、子どもの学童期の肥満やADHD、成人してからの生活習慣病のリスクが増加すると報告されています。つまり、妊娠中だけでなく、子どもの未来に関わってくる問題です。

また、出産後に赤ちゃんがタバコにさらされると、乳幼児突然死症候群、ぜんそく、中耳炎、IQ低下などの悪影響があるため、子どもの将来を見越してタバコとの関わり方を考えましょう。

換気扇の下や室外ならば、タバコを吸ってもいいという人もいるかもしれませんが、煙の害を完全には取り除けない上、吸った後3分程度は、吐く息の中にタバコの成分が残っています。妊婦さん本人だけでなく、周囲の人の配慮も必要です」

(ライフスタイルチーム)

尾西芳子(おにし・よしこ)

産婦人科医(日本産科婦人科学会会員、日本女性医学学会会員、日本産婦人科乳腺学会会員)

2005年神戸大学国際文化学部卒業、山口大学医学部学士編入学。2009年山口大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院研修医、日本赤十字社医療センター産婦人科、済生会中津病院産婦人科などを経て、現在は高輪台レディースクリニック副医院長。「どんな小さな不調でも相談に来てほしい」と、女性のすべての悩みに答えられるかかりつけ医を目指している。産科・婦人科医の立場から、働く女性や管理職の男性に向けた企業研修を行っているほか、モデル経験があり、美と健康に関する知識も豊富。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yoshiko-onishi/)。

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敷地内禁煙、4市町村庁舎が来年実施へ 受動喫煙ゼロへ一歩

敷地内禁煙、4市町村庁舎が来年実施へ 受動喫煙ゼロへ一歩

https://www.sakigake.jp/news/article/20181113AK0006/

2018年11月13日 掲載

 受動喫煙対策を強化するため、秋田県内の市町村が本庁舎の敷地内を全面禁煙にする方針を相次いで打ち出している。既に始めた市町村は一つもないが、鹿角市、由利本荘市、大潟村、美郷町の4市町村が来年から開始する予定。ほかにも多くの市町村が実施を検討しており、行政機関を屋内完全禁煙とする改正健康増進法より踏み込んだ受動喫煙対策が急速に広がる可能性が出てきた。

 由利本荘市の本庁舎脇にある職員用喫煙室。今月上旬の昼下がり、職員が代わる代わる訪れて一服し、灰皿は吸い殻でいっぱいになった。

 来年4月から敷地内禁煙となるため、喫煙室はなくなる。それに先立ち、1月からは勤務時間中の喫煙を禁止。たばこを吸えるのは休憩時間だけになる。

 気分転換のため、たばこを吸うという30代男性職員は「決まったことには当然従うが、困ったなというのが正直な気持ち。たばこをやめられるといいのだが…」と漏らす。

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ベランダ越しの受動喫煙で近所トラブル、悪いのはいつも喫煙者?

ベランダ越しの受動喫煙で近所トラブル、悪いのはいつも喫煙者?

https://news.nicovideo.jp/watch/nw4177015

2018/11/12 07:30

2012年の名古屋地裁判決以降、肩身が狭くなった喫煙者

オリンピック・パラリンピックの開催を2020年に控え、厚生労働省が受動喫煙防止対策の強化に乗り出すなど、喫煙者は肩身が狭くなる一方の昨今です。真夏は汗だくになりながら、また真冬は寒さで身を震わせながら、マンションやアパートのベランダで喫煙する人も多いのではないでしょうか。

今回はベランダなどで喫煙をしている、いわゆる「ホタル族」の人たちの喫煙場所が失われかねない現状について考えてみようと思います。

ベランダでの喫煙を論じる際によく登場するのが、2012年(平成24年)の名古屋地裁判決です。「下の階の住民がベランダで喫煙していたことに対して、上の階の住民が訴訟を提起し、裁判所が喫煙者側に慰謝料5万円の支払いを命じた」という判決です。

細かい事情はいろいろとありますが、ベランダでの喫煙を違法と断じた裁判例として有名です。もちろんこれをもって、「いかなる場合もベランダで喫煙をすることが違法」というわけではありませんが、なかなか画期的な判決だと思います。その後、喫煙者の肩身はどんどん狭くなり、今では「ベランダでの喫煙を禁止する」といった管理規約のマンションも増えているようです。

法律的には合法だが、喫煙禁止の条例がある場所での行為には罰則がある場合も

タバコが人体に有害なものであり、自分が吸ったわけでもないのに受動喫煙で健康被害などに遭うということを考えると、喫煙する側も「周りへの迷惑を考え、十分に配慮しなければならない」というのは常識的に理解されていることだと思います。

ただ法律的にみれば、タバコは合法な嗜好(しこう)品として販売されているものであり、タバコを吸うこと自体が直ちに違法な行為となるわけではありません。

路上喫煙等を禁止する条例がある場所での喫煙行為は、罰則を設けているケースもありますので、そういった限定的な場面を除き、法令違反となるというものではないと言えます。集合住宅等で喫煙禁止となっているケースでは、禁止された場所で喫煙をした場合、契約違反となって契約上のペナルティーを負う可能性もあります。

また、お店などで「禁煙」とされている場所で喫煙をした場合、そのお店等のルールに従わなかったということで退店を要求されることになるかと思われます。お店のルールとして、喫煙をしてはいけない場所だということを分かっているにもかかわらず喫煙をした場合、先の名古屋地裁の裁判例のように民事上の慰謝料支払い義務が生じる余地はあり得るでしょう。

また、退店の要求に反して居座って喫煙を継続したということになれば、刑法上の不退去罪(刑法130条後段)が成立し得ます。そこまでいくケースはまれだとは思いますが、念のため指摘しておきます。

タバコをめぐるトラブルの回避には喫煙者のモラルに期待

現状、日本でタバコが合法なものとして販売されている以上、条例等で限定的な範囲で喫煙が違法となる場合を除き、法令によりタバコを吸うこと自体が禁じられているということはありません。

嫌煙家からすれば「もっと取り締まりを強化してほしい」「法で喫煙そのものを禁止してほしい」と思うかもしれません。ただ、税収面のこともあるでしょうし、タバコ産業に勤務し、それで生計を立てている人たちを無視することもできません。

「法令でタバコを禁止することは難しい」、とはいえ「タバコが他人の迷惑になり得るものである」ということを踏まえると、タバコをめぐるトラブルを回避するためには、喫煙者のモラル、マナーに期待せざるを得ないということです。

ほんの少しの気遣いでタバコによるトラブルは回避できると思います。例えば、ベランダでの喫煙が禁止されていない集合住宅等において、ベランダで喫煙をする際に、隣や上の窓が開いていないか確認する、洗濯物を干している場合は、できるだけ遠いサイドへ移動して喫煙するなどの心遣いが第一歩かと思います。

かくいう私も愛煙家ではあります。昨年、タバコを吸わない人のことも考え、従来の紙巻きタバコから加熱式タバコに変えてみました。最初は違和感しかありませんでしたが、すぐに慣れました。「加熱式タバコでも、他人への害がゼロということではない」ということは自覚していますが、においが少ないことで周囲の評価は上々です。個人的にはおすすめです。

(河野 晃/弁護士)

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非喫煙でも「たばこ病」に 歯周病でリスク上昇

非喫煙でも「たばこ病」に 歯周病でリスク上昇

https://www.asahi.com/articles/ASLBD3WN6LBDTIPE00W.html

福島慎吾2018年11月6日12時24分

 歯周病の人は、肺に炎症ができて呼吸がしづらくなる慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)になりやすいことが、福岡県久山町の住民を対象にした九州大の大規模追跡調査でわかった。COPDは原因のほとんどが喫煙とされ「たばこ病」として知られるが、非喫煙者でも、歯と歯ぐきの間で増えた細菌が肺に入るなどして呼吸機能が低下する可能性があるという。

 九大の竹内研時助教(歯科公衆衛生学)らが英科学誌に論文を発表した。40~80代の住民約1600人について、歯周病の状況と、空気を吐き出せる量から肺の機能を判定するCOPDの検査の結果を3年間追跡。喫煙の影響を差し引いて分析した結果、歯周病が最も進行していた約400人は、症状が軽い人の集団に比べて、肺機能が低下する割合が約1・4倍高かったという。

 COPDの患者数は全国で推定約530万人。大半がたばこを吸い続けることで発症するとされるが、吸わない人も発症することがある。竹内さんは「口の健康管理が肺の健康を守る。歯周病は予防ができる。毎日の歯磨きを徹底し、定期的に歯医者に行くことが大事」と呼びかけている。(福島慎吾)

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「車内に子供」喫煙で罰則、条例見直しで提言へ

「車内に子供」喫煙で罰則、条例見直しで提言へ

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181030-OYT1T50039.html

2018年10月30日 07時45分

 兵庫県の受動喫煙防止条例を見直している有識者委員会が、全国で初めて「家の中」や「自家用車内」などの私的空間でも子供がいれば全面禁煙を義務づけるよう近く県に提言することがわかった。家の中は罰則対象から外すが、自家用車内での違反には罰則を科す異例の内容だ。受動喫煙から子供を守る流れの強まりといえる一方、私的空間の規制には反発も予想される。

 2013年施行の兵庫県の受動喫煙防止条例は、神奈川県に次いで全国で2番目の罰則付き条例として、公共施設での全面禁煙や面積100平方メートル超の飲食店などでの分煙を義務付けたが、私的空間への規制はなかった。

 条例は、社会情勢の変化に合うよう5年後に見直すよう規定されており、県の要請で昨年7月から、県立尼崎総合医療センターの藤原久義名誉院長をトップとする14人の有識者委が見直しを進めている。委員は医療、飲食、宿泊、NPOなど各業界関係者で構成され、11月にも提言をまとめる。

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松井大阪府知事の運転手が被害? 受動喫煙防止対策は骨抜きなのか

松井大阪府知事の運転手が被害? 受動喫煙防止対策は骨抜きなのか

https://dot.asahi.com/wa/2018103000008.html?page=1

今西憲之2018.10.31 11:30週刊朝日

 大阪府の松井一郎知事が、10月2日の大阪府議会の休憩時間に公用車を走らせ、車内を喫煙室代わりにしていたことが問題になっている。

 発覚したのは、自民党の密城浩明府議が鉢合わせしたことがきっかけだった。2日の午後3時ごろ、トイレに行った密城府議は、府庁の正面玄関に黒いワンボックスカーが停車しているのを目にした。

「誰かお客様かと思えば、後方のドアが開き缶コーヒーを手にした松井知事が乗り込み、発車。休憩中にどこへ行くのかと思っていたら、数分で戻ってきた。おかしいと公用車の使用履歴を調べると3時3分から9分までの6分間、府庁周辺を走っただけ。たばこを吸うために公用車を使ったんじゃないかと思った」

 密城府議は10月22日、府議会で松井知事を追及。

「税金の無駄遣いと思っていない。気分転換で、府民に理解いただけると思う」

「窓を開けて、マナーを守って同乗者に配慮しながら喫煙している」と釈明した。

 だが、周囲のざわつきはまだ続いている。大阪府庁は2008年から庁舎敷地内を禁煙とした。25年の万博誘致のため、受動喫煙対策で国の改正健康増進法より厳しい内容の条例制定を目指すとしていた。

 昼休みになると、大阪府庁前の交差点を南に渡ったところに、もくもくと煙が上がっている一角がある。ここが府庁職員の喫煙所となっている。このような喫煙所はもう1カ所あり、昼休みは大入り満員だ。愛煙家の府職員は、こう不満をぶちまける。

「公用車で喫煙していた松井知事は、私らには、勤務中は吸うな、吸うなら昼休みだけにしろ、しかも庁舎からわざわざ道を隔てて歩いて喫煙所に行けと指示している。明らかな言行不一致、おかしいですわ」

 というのも、これまで大阪府では、勤務中に喫煙していたことで処分者が10人ほど出ているのだ。

 今年4月にも、男性職員が1日数回、席を離れ近隣のビルで喫煙していたのが発覚。依願退職している。

 松井知事は、密城府議の追及に、公用車を「喫煙室代わり」にしていたのは、今回発覚する以前からだったと認めている。

 それでも松井知事は府議会で「禁煙しません」と宣言した。約3週間後に迫る万博誘致の投票に影響が出るというバッシングもある中、どう対応するのだろうか?(本誌・今西憲之)

※週刊朝日  2018年11月9日号

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