歓送迎会で喫煙者の隣になった場合の過ごし方
歓送迎会で喫煙者の隣になった場合の過ごし方
http://news.biglobe.ne.jp/trend/0410/dok_150410_9291611525.html
4月10日(金)
喫煙できるスペースが少なくなっているとはいえ、居酒屋やカラオケ店、ライブハウスなどではまだまだ喫煙OKの店がたくさんある。これからは歓送迎会シーズン。本当にタバコがムリな人にとっては、タバコの煙が充満している環境で食事するのは苦痛でしかない。友人同士の飲み会ならまだしも会社の行事ですから、なかなか途中退席というわけにもいかないだろう。
そこで、今回はタバコを吸っている人と同席する飲み会をできるだけ快適に過ごす方法を考えていこう。
「忍者のごとく、風を読みます」というのは、ひとみさん(29才)。
「設備の整った飲食店なら、空気清浄機を点在させている場合があります。煙はそちらに引き寄せられていくので、空気清浄機と対になるように座ることです。ただ、出入り口が近いと、ドアが開くたびに風向きが変わるので注意します。また、隣のテーブルから煙がやってくる場合もあるので、そのときはトイレに立ったタイミングでさり気なく席替えをするんです」
個室でない場合は、隣のテーブルにも要注意だ。また、酔いが回るにつれてタバコを吸いはじめる人などもいるので、見えないところに刺客が潜んでいることも忘れずに!
素直に「タバコがダメなんですと幹事に申告しておきます」というのはミキさん(31才)。
「タバコの煙やニオイが体質的に受け付けなくて、息が苦しくなってしまうんです。ですから、あらかじめ幹事さんにそのことを伝えておいて、喫煙者の方との間にはいってもらうようにしています。以前、隣に座った喫煙者の友人と口論になり『もう二度と飲みに行かない!』と大げんかになったんです。幹事さんにはひと手間をかけてしまいますが、喫煙者と離れるだけでだいぶ解消された気がします」
その一方で、ハッキリ「タバコをやめてください」とお願いするケースもある。
「会社がらみの飲み会でのこと。超ヘビースモーカーの男性が目の前に座って、タバコの火を絶やさないんです。煙を吐くたびに私の顔にモクモクと降り掛かってくる。目上の人だったけど、思い切って『タバコをやめてもらえないですか』とお願いしたら素直に聞いてくれました」(ゆいさん/30才)
これは素晴らしい! 煙がイヤだからと無言で顔の前を煽ってみたり、テンションが低くしかめ面をされていたのでは喫煙者も気分が悪い。イヤな人もいるのだとわかれば、吸うのをやめてくれる人もいるのだ。
しかし、宴のあとの始末で困る人もいる。
「その場にいるときはなんとなくニオイに慣れてしまうのだけど、お店の外に出たあとや、自宅に帰ったときにイヤなタバコのにおいが全身に染み付いていてゲンナリする」というマミコさん(35才)。
確かにあのニオイは強烈で、一度消臭剤をかけたくらいでは取れない場合もある。
「飲み会やライブハウスはできるだけ自宅で洗濯できる服で行くんですよ。帰ったら全部服を脱いで洗濯機に入れて、そのままお風呂に入ります。隅々まで洗って、やっとこ落ち着きます。バッグとかコートとか、ニオイが落ちにくいものは本当に困りますね。それでも飲み会やライブハウスに行きたいから、あまり大変だと思わないようにしています」
日本たばこ産業が発表した「平成26年 全国たばこ喫煙者率調査」によれば、男性は約30%が喫煙者であり、年々減少傾向にあるもののその数は約1500万人にのぼるという。また、女性でも約10%が喫煙者であり、ほぼ横ばいの推移だそう。
「嫌煙者」と「喫煙者」。どちらかが我慢すればいいということではないだけに、難しい問題だ。そのためにはお互いにマナーやエチケットを守って、共存しやすい環境を作ろう。お酒がある席ではどうするか酔う前に協議を!(パンチ広沢)
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