缶ビール1日1本でも海馬が萎縮!認知症のリスクを高める6つのNG習慣〈再配信〉
https://diamond.jp/articles/-/374687
2025年10月15日
アルツハイマー型認知症の有害因子となる代表的な生活習慣は高血糖、喫煙、飲酒、食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足です。脳血管性認知症のリスクでもあるので避けたいところです。
高血糖
空腹時血糖126mg/dL以上だと糖尿病と診断されますが、100mg/dL以下には抑えたいです。
喫煙
50~60歳時点での喫煙量と20年後の認知症発症には相関がみられました。喫煙者の脳は5~10年、脳の萎縮を早めると言われています。
飲酒
酒は百薬の長と言われ、適度な飲酒はアルツハイマー型認知症の予防効果があるとされてきました。それを証明したとする研究も多かったのですが、2016年に英国の30年におよぶ観察で、長期間の飲酒は海馬の萎縮に関連するという結果が報告されました。
大量飲酒はもとより、1週間にワイン1本、缶ビール6本程度の、いわゆる適度な飲酒でも、飲む人は飲まない人に比べて3倍程度の海馬の萎縮が見られました。さらに適度な飲酒がアルツハイマー型認知症を予防するという証拠も得られませんでした。
中国の大規模な疫学調査で、飲酒量の多い地区と少ない地区で血液中のゲノムの状態を比較したところ、飲酒量ではなく、飲酒そのものが脳卒中の発生リスクになっていることがわかりました。
ひと昔前までは適度なアルコールは身体にいいと言われていましたが、断酒しなければ健康効果はないのです。詳しくはリンク先へ
最近のコメント